過大請求、不正請求。チェック機能はその役割を果たせているのか。

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介護報酬を過大請求──兵庫の施設運営法人、過払い4億5000万円か

 兵庫県佐用町の介護老人保健施設「ハイム・ゾンネ」を運営する社会福祉法人「平成福祉会」(理事長・大田研治姫路市医師会長)が、約9年間にわたり介護報酬を過大請求していたことが8日分かった。
 兵庫県龍野健康福祉事務所の試算では、返還請求が可能な過去5年分だけで、過払い額は約4億5000万円に上るとみられる。同事務所は、不正な水増し請求だった疑いもあるとみて、平成福祉会に対し過払い分の返還などを指示した。
 同事務所によると、ハイム・ゾンネは入所定員84人で1989年開所。98年5月から今年1月にかけて常勤医師はおらず、医師の出勤日は月10日程度だった。
 介護保険法では、常勤医師がいなければ介護報酬を3割減額して請求すべきなのに、平成福祉会は全額を請求していた。

先日、架空勤務の職員に給与として5000万円を振り込んでいたというニュースで紹介した老人保健施設「ハイム・ゾンネ」。
この「ハイム・ゾンネ」、過大請求を行っていたことも明らかになりました。
過払いは4億5000万円と、非常に高額です。
過大請求に気がつかないわけがないようにも思えますが。。。
そして、9年間、この不正請求が続けられてきたわけですから、
チェック機能にも大きな問題がありますよね。

記事編集・監修

 

介護福祉ウェブ制作ウェルコネクト

居宅介護支援事業所管理者・地域包括支援センター職員・障碍者施設相談員など相談業務を行う。

現在はキャリアを生かした介護に関するライティングや介護業界に特化したウェブ制作業を行う。