サービス付き高齢者住宅らいふ真鶴で暴行傷害事件。相次ぐ男性介護士による暴行→潔白・不起訴と公表

男性の握りこぶし

先にこちら、株式会社らいふからのプレスリリースの発表を紹介します。

本件に関しては、検察が不起訴を決定しています。

当社の介護職員が不起訴となり、潔白となった報告について
<皆様方からの、ご支援、励まし、ご信頼を頂戴致しました。誠に有難うございま した。引き続きのご入居、ご安心、ご信頼を頂きますようお願い申し上げます>
当社の運営する有料老人ホーム「ホームステーションらいふ真鶴」で介護職として勤務
しておりました青木辰也(26 歳)が、ご入居者への傷害容疑で逮捕されましたのが本年 8
月 18 日です。その後、警察からの厳しい取調べ、検察からの過酷な取調べを受け、それで
も自分自身を律し続ける精神力を持ち、青木は一貫して無罪を主張しておりました。
結果、9 月 30 日、検察は青木の不起訴を決定します。
今まで一貫して青木が主張してきたことが認められ、青木本人が潔白となったというこ
とです。
今回、純粋な若き理想に燃えた人間を襲った悲劇と不幸について、当社は、皆様にその
意味を、正確に伝えなければならない使命があると考えます。また、そうすることで青木
の名誉を回復できるとも考えております。
この悲劇と不幸が起きた発端は、ご入居者を診療所へお連れし、診察を受けた時から始
まります。その日の担当医が初見の医師であったにも関わらず、当社スタッフへの事前調
査や聞取りもなく、虐待と決めつけて警察へ通報しました。
青木本人は当初より傷害の事実を否定しておりました。当社のスタッフ、更に、ご入居
者までが、青木がそのようなことをする介護職員ではないということを警察の事情聴取で
話しております。
しかし、現実は、医師の主張が通り、逮捕という悲劇に繋がりました。
逮捕当日、夕方のテレビのニュース番組で実名報道が一斉に始まり、その後、マスコミ
各社による実名報道によりインターネットのニュースとして一気に拡散しました。、青木の
逮捕は近隣住民の方々の大勢が知る事実となり、青木の名誉は大きく、深く、毀損されま
した。
なぜ警察は本人の言うこと、当社の介護スタッフの言うこと、更にはご入居者の言うこ
とより、医師の主張を採用したのでしょうか。
医療と介護。その評価比重は、100:1程度でしょうか。
その明らかな評価比重の差から、警察は医療の言うことを採用したのでしょう。
その結果、介護職として一生を捧げるべく、大学でも福祉を専攻した若き介護職員から、
介護職という職を奪う結果となったのです。事実、青木は現在、介護職には就いていませ
ん。介護職への復帰は怖いとさえ言っています。
今ここで、青木の名誉回復の為、「介護」という仕事を正確に伝えることが必要だと考え
ます。
「介護」という仕事は単に食事、排泄、入浴、着替え、その他の日常生活のサポート補
助ではありません。
介護される方の一人ひとりの人間存在の在り方を模索しその最も妥当と思われる交流の
方法と生活作りを、来る日も来る日も 24 時間 365 日試行錯誤し、実行し続ける仕事です。
果てしがない努力と工夫と勉強を必要とされまた要求される仕事でもあります。
この事を思うたびに私は当社の職員に深く感謝し、そして頭が下がる思いになります。
家族、行政、警察、検察、そして私たち一人ひとり、この事をどれだけの人が、理解し
てるでしょうか。いや、理解する前に見ない振りをしているのが現状ではないでしょうか。
そのような介護職を一生の仕事として全うしようとしていたのが青木です。
また、今回の件がきっかけで、優秀な人材が介護業界から流出するのではないか、また、
将来有望な人材が介護業界を志望しないのではないかという、大いなる危機感を、大変強
く抱いております。
当社は、介護職の持つ幅の広さ、奥の深さを、「生きる力を引き出す介護®」を実践する
ことで皆様に発信し続けます。そうすることで、何年後かに、医療対介護の評価比重が変
化していることを確信しております。
平成 26 年 10 月 8 日
株式会社らいふ
代表取締役 吉田 伸一

男性の握りこぶし

介護士を傷害容疑で逮捕 神奈川の老人ホーム

 老人ホームで男性入居者(88)に暴行し全治約1カ月のけがをさせたとして、神奈川県警小田原署は19日までに、同県真鶴町真鶴の介護士、青木辰也容疑者(28)を傷害の疑いで逮捕した。署によると「けがをさせた覚えはない」と否認している。

 逮捕容疑は6月18日午後6時50分ごろ、同町真鶴の老人ホーム「ホームステーションらいふ真鶴」の個室で、ほぼ寝たきり状態だった男性に暴行、鎖骨やあばら骨を折った疑い

 署によると、女性看護師(54)が翌朝の食事の際、男性が痛がっているのに気付き、男性は病院に運ばれた。同署が勤務状況などを調べ、青木容疑者が浮上した。

 同ホームを経営する法人の渡部克明社長室室長(49)は「本人やスタッフから事情を聴き、暴行はないと考えていた。事実関係を確認し、真摯に対応していきたい」と話している。

男性介護士による暴行事件が後を絶ちません。
ここ最近でも
・入所男性に障害 元介護福祉士ら二人逮捕(7月30日報道)
認知症女性への暴行容疑で介護福祉士を逮捕(7月25日報道)
といった事件があり、先日もフラワーヒルでの入居者暴行殺害について判決が下ったりと、男性介護士のイメージを失墜させる報道が目立ちます。
自分が男性だから余計にそう感じるのかもしれませんが、
こういった記事が出るたびに、「男性介護士」に対するレッテルが増えていくことに危機感を感じます。

記事は老人ホームと書いてありますが、事件が起きたのはサービス付き高齢者住宅のようです。
住宅と老人ホームの違いが正確に把握できていない記事が多いようですが、
調べてみると、有料老人ホームともサービス付き高齢者住宅とも表記しているので、どっちなんでしょうね。
行っている内容を見ると介護付き有料老人ホームっぽいのですが。。。

ホームページを見てみると、まだ昨年の12月にオープンしたばかりのようです。
金額も神奈川県内としては安いこともあり、
従業員の教育などを十分に行うことができていたのかも疑問が残りますね。

 

 

記事編集・監修

 

介護福祉ウェブ制作ウェルコネクト

居宅介護支援事業所管理者・地域包括支援センター職員・障碍者施設相談員など相談業務を行う。

現在はキャリアを生かした介護に関するライティングや介護業界に特化したウェブ制作業を行う。

男性の握りこぶし

4 件のコメント

  • らいふの不祥事はあとをたちませんね、
    らいふの小田急沿線某らいふの施設で虐待事件があったそうです。
    また、らいふの某施設長は入居者から徴収した外出支援資金を
    横領しているそうです。

  • 他の施設のらいふも同じです。
    認知症の利用者さんに暴行をしたスタッフもいました。利用者様本人からも聞きました。
    暴行までにはいかずであっても、クルマ椅子に乗せての移動時に乱暴な、恐怖心を強めて余計に不穏にしてしまう様な 介助をしているスタッフでもありました。
    前日にはなかった痣があったり 不自然な事が多かったどす。介護とは真逆の業務対応に
    不信感が拭えなかったです。一部の社員の勤務の姿勢があまりにも酷すぎるあまり退職しました。

    いろいろと隠蔽はあると思います。

    • 同じくです
      施設内のカメラの位置を確認済みで
      死界を把握している様ですし、エレベーター内で
      利用者に恐怖感を与えている人も見ました。
      首ねっこを掴み 話しかけるところを
      見たことがあります。

      自分の親ならば
      まず入居はお願いしたくはないですね

  • プレスリリース見てますか?不起訴になってますけど?
    あんたらがやってんのただの名誉毀損だよ?

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