さよならFAX!事業所間のケアプラン・実績共有へ新システム構築

事業所間データ共有、新システム構築へ

ケアマネの悲願。バイバイFAX。

みなさん、介護事業所の情報共有ってどうやっているか知っていますか?

FAXなんですよ、FAX!ファクシミリ!

ソフトからPDFに出力して、プリンタで印刷して、個人情報だから名前と保険証番号を墨で塗りつぶして、表紙をつけて、FAXで送信。

こんなことやっているんですよ。いまや2020年だというのに。やっていることは介護保険創成期と変わりません。個人情報保護法ができてから、名前を墨で塗りつぶす手間だけが増えていますが。

そもそも書類が多すぎるので、ペーパーレス化、書類半減という議論が行われていながらもまるで現場には反映されず。

ようやくペーパーレス化と思ったら指定申請の書類を減らすっていうだけで・・・。それ、現場の負担軽減ってより、行政の負担軽減のためでしょ。

介護保険ソフト同士を連携でつなぐ

こんなアホみたいなことやっているのはなぜかって、ソフト同士が連携していないからです。

介護保険ソフトは事業者それぞれ別のソフトを使用していて、それをつなぐものがないんですよ。できるとしたら、PDFにしてメール送信するくらい。

共通のプラットフォームを作って、それを通して各事業所にデータ送信できるような仕組みを作ってしまえば済むのに・・・。と思っていたのですが。ようやく。

厚労省、事業所間のケアプラン共有を効率化へ 新システム構築 来年度から

居宅介護支援事業所と介護サービス事業所のケアプランの共有を効率化する − 。厚生労働省は来年度から、こうした目的で新たなシステムの構築に乗り出す計画だ。

今後、年末にかけて十分なシステム開発費の確保を図る。25日に公表した来年度予算の概算要求に方針を盛り込んだ。   在宅領域で事務負担の軽減を実現するためには、ケアプランの共有にかかる手間を省くことが欠かせないと判断した。今は紙ベースのやりとり、FAXが多い。そこからPCへ入力し直したりする作業が生じ、余計な時間がかかってしまう。

介護現場の書類の削減、生産性の向上を目指す動きの一環。厚労省の担当者は、「ケアプラン共有の部分が改善されれば大きな効果があるはず」と見込む。来年度からシステム開発に着手し、早ければ2022年度から運用を開始したいと話した。

居宅介護支援事業所からのケアプランの交付、介護サービス事業所からの実績の報告などのシーンで、相互の円滑なデータ連携を可能とするシステムを想定。実際に使うかどうかは事業所の任意となるが、扱いやすいセキュアな仕組みを作って幅広く活用してもらいたい考えだ。厚労省はこれまで、委託事業でデータ連携の標準仕様を作成するなどの取り組みも進めてきていた。

[厚労省、事業所間のケアプラン共有を効率化へ 新システム構築 来年度から]介護のニュースサイトJointより

サービス事業所にとってもありがたい話ですが、ケアマネにとっては特にうれしいでしょう。

紙に埋もれるケアマネ。

ケアマネ一人あたり一か月でサービス事業所からどのくらい報告のFAXが届くか知ってますか?

300~400枚くらい来ますよ。

アホでしょ。さらにサービス事業所から営業のFAXなんかも来るわけですよ。

読めるか。そして整理できるか。

臨時対応するたび毎回FAXを送ってくる事業所に言ったことあるんですよ、そんなん実績で報告でいいですよって。そしたら、うち(サービス事業所)の法人の決まりなんで送らせてください、って。嫌がらせか、この野郎。

紙はどう処理している?

ファイリングするにしても、すぐに溜まるので、別冊を作ったり、倉庫に入れたり。なんにして終了後5年間は廃棄するわけにはいかないので。

スキャンしてデジタル管理するにしろ、ファイル名やナンバリングも含め大変なんですよ。

こんな仕事にケアマネは忙殺されているんですよ。

それを自動で受信してくれて、経過記録に打ち込んでくれるなんてことあったらもううれしいですよ。泣きますよ。

そして、実績も事業所から送られてきた実績が自動で「1」を立ててくれたりしたらうれしくてうれしくて。

同じソフト同士だったらこういう機能あるんですけど、ソフトが乱立しすぎて、どこのソフト使ってます?なんて聞くのもあれですし、安いソフト使ってやがるなぁ、なんて思われるのも癪だし。

ということで。さっさと共有プラットフォーム利用開始をお願いしたいです。