暴行虐待による傷害致死か、けいれん発作による窒息死か。

介護福祉ブログコミュニティ

裁判員裁判:ホーム入所者「暴行死」 双方の医師証言 内出血原因などで対立 /福島

 喜多方市のグループホームで昨年7月、入所者に暴行し、死亡させたとして傷害致死罪に問われ、無罪を主張している会津若松市天神町、介護職員、丹藤雅志被告(41)に対する裁判員裁判の第2回公判が14日、福島地裁郡山支部(竹下雄裁判長)であった。弁護側と検察側それぞれから出廷した医師の証人尋問が行われた。
 弁護側からは被害者とされる清野敬一さん(当時69歳)の死亡確認をした医師が証言。首や下腹部の圧迫による窒息や腹腔(ふくこう)内出血が死因とする検察側主張に関し、圧迫をうかがわせる跡がないことから「病気のけいれん発作による窒息だと思った。目の下にあざがあった以外は目立った傷はなく、暴行は疑わなかった」と述べた。
 一方、司法解剖した検察側証人の県立医大教授は、外傷について「(押さえる物が)柔らかい物であれば残らないこともある」と指摘。出血の原因となった腸間膜破裂などの所見があり、「圧迫があったと判断した」などと証言した。

グループホームでの暴行虐待で入所者を死亡させたとして行われている裁判ですが、
容疑者は無罪を主張。
暴行の存在を否定し、けいれん発作による窒息死を主張しています。
ドラマなんかでは見たことがあるのですが、対質尋問という形式で行われていますね。
腹腔内の出血について、心臓マッサージを行ったことによるものなんて証言がされてますが、
心臓と下腹部を間違えるのも常識的にありうるものかどうか。
さらに、当初、容疑者は「腹を押しただけ」と話している以上、
弁護のないようとの食い違いも感じられます。
審判は裁判員にゆだねられるわけですが、
裁判員の耳にはどのように届いたのでしょうか。

記事編集・監修

 

介護福祉ウェブ制作ウェルコネクト

居宅介護支援事業所管理者・地域包括支援センター職員・障碍者施設相談員など相談業務を行う。

現在はキャリアを生かした介護に関するライティングや介護業界に特化したウェブ制作業を行う。

介護福祉ブログコミュニティ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です