介護施設でのノロウイルス集団感染。あっという間に北上中。

ノロウイルス

柏崎でノロウイルス47人感染

 柏崎市市営養護老人ホーム「御山荘」で今月に入り、入所者と職員計47人がノロウイルスに感染していたことが18日、分かった。同日の市議会厚生常任委員会で報告された。1日から下痢やおう吐などの症状の訴えがあり、12日までに全員が回復。入院者はいなかった。
 御山荘によると、感染したのは入所者41人と職員6人。このうち3人の検便からノロウイルスが検出された。原因については、食事によるものではなく、入所者が通院時に感染した可能性があるとみている。

毎年、冬になるとこのニュースをお伝えしていますが、
すでに介護施設では風物詩になっているといえそうな気もします。

ノロウイルスの胃腸炎急増 国立感染研が注意呼び掛け

 都道府県別の定点当たり報告数は、長崎の34・7人が最多。大分32・1人、佐賀29・0人、福岡26・7人、熊本26・2人と続き、九州が目立つ。

九州をはじめ、西から拡大していくのが特徴なのですが、
最初にお伝えしたニュースのほかにも、すでに、北陸や東北での被害も多数報告されています。
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みなさんの施設でも、手洗いや排泄物嘔吐物の処理、今一度見直してみましょう。

記事編集・監修

 

介護福祉ウェブ制作ウェルコネクト

居宅介護支援事業所管理者・地域包括支援センター職員・障碍者施設相談員など相談業務を行う。

現在はキャリアを生かした介護に関するライティングや介護業界に特化したウェブ制作業を行う。