映画に描かれる障害者。現実の障害者。

「問題作」映画、主演は障害者 殺人犯役、海外で高評価

 生まれつきの脳性まひで重い障害がある住田雅清さん(50)=兵庫県西宮市=が、東京で公開中の映画「おそいひと」(柴田剛監督)で主演している。作品は15カ国の映画祭に招かれ、賞もとった。しかし、障害者が連続殺人を起こすというストーリーで、「障害者差別を助長しかねない問題作」との見方もあり、国内では4館でしか上映が決まっていない。住田さんは「いい人もいれば悪人もいる。障害者も健常者と同じということを理解してほしい」と話している。

これまで、映画や小説などで描かれてきた「障害者」というものが、
非常にステレオタイプで、善や、純粋さや、素直さというものの象徴のように描かれることが多かったように思います。
けれど、実際はそんなことはないわけで、
社会に受け入れないことなどの経験を通して、むしろネガティブな感情も強かったりするわけです。
援助者としては、
ネガティブな感情や性質といった暗い側面も受け入れつつ、ケアするという姿勢が大切ですよね。
先日、大阪の八尾市で児童が歩道橋から投げ落とされたという事件がありましたが、
これは、障害者施設に通う男性による犯行でした。
「仕事のストレスでむしゃくしゃしていた」というのが動機だったようですが、
そういった負の感情にどう向き合っていくかというのは大きな課題になりますね。