何故、若者たちは介護の仕事に魅力を感じなくなったのか。

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介護士養成校が募集停止

 高齢者や障害者の介護を担う介護福祉士を養成する専門学校などで学生募集を取りやめるところが出始めている。高齢化による介護需要増を当て込んだとみられる養成課程(学科)や定員の増加に対して、応募者が足りず定員割れが続出しているためだが、背景には、労働実態に見合った収入が得られないなど若者の介護職離れがある。国は将来、ホームヘルパー資格を介護福祉士に統一する方針を示しており、定員割れで介護職不足の懸念も出てきた。
 厚生労働省の調査では、2004年時点で専門学校の約7割が定員割れとなり、このうち約半分が定員の8割以下。それにもかかわらず、養成課程は06年度に15が新設されて487となり増加の一途だ。
 定員割れが続いた福岡県内のある専門学校は4月から介護福祉学科を廃止した。担当者は「学校数が増えすぎたことや少子化の影響が大きい」という。
 介護福祉士の資格取得には養成課程修了のほか、実務経験を3年終えた後で国家試験を受けるなどの方法がある。現在、登録者は増えているが、介護の仕事に就くのは半数程度。今後、資格取得希望者も減れば、将来の介護職不足に直結しかねない情勢だ。
 実際、首都圏や中京地区など都市部ではヘルパーの確保が数年前から難しくなっている。都内のある訪問介護事業者は「若い人は定着せず、募集をしても一人も来ない。景気が良くなると、きつくて大変な介護職ではなく、別の仕事に流れてしまう」と心配する。

今までも、人手不足、供給量不足、介護労働市場は買い手市場といわれてきました。
このように、介護福祉士の養成校ですら募集を停止してしまうという深刻な事態となっている原因として、
ひとつには、景気の動向が影響していると考えられます。
不況に強いといわれる介護の仕事ですが、介護の仕事を希望する人が少なくなっているということは、
それだけ景気が上向いていることも影響しているのではないでしょうか。
実際、介護系の学部卒業者の進路でも、介護以外の仕事につく方が増えています。
また、介護の現場でも、民間企業を中心に新卒採用を積極的に行なうところが増え、
四大卒の介護職を確保しようという動きも強いため、
3年の専門学校よりも、4年制の大学の福祉系学部卒のメリットが強くなっているのかもしれませんね。
なんにしても、
人が支える介護という仕事、人なくしては成り立ちません。
まずは、
介護という仕事をもっと魅力的な仕事にしていかなくちゃいけない、ということですよね。


ただ、
現在、ハローワークや福祉人材センターの有効求人倍率は年々上昇しているということで、
今までのように、圧倒的な買い手市場というわけでもなくなるのではないでしょうか。
事業者は人材を選べるようになり、質を求める方向へシフトしていくことが予想されます。
他に仕事がないので介護の仕事をしようと思った、で、できる仕事ではなく、
それを支える信念や理想を持った人材が求められるのではないでしょうか。

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