フィリピン:上院、日本とのEPAを批准 看護師送り出し
フィリピン上院は8日深夜(日本時間9日未明)、日本との経済連携協定(EPA)を批准した。フィリピン人看護師、介護士の日本への受け入れなどを盛り込んだ同協定は06年9月、両国首脳が署名。日本の国会は同年末に承認したが、発効に必要なフィリピン上院の批准が遅れていた。
同協定は両国間の物品、人、サービス、資本の自由な移動を促進する目的。協定発効後、10年でほぼすべての鉱工業品の関税撤廃などを盛り込んでいる。日本から廃棄物が持ち込まれる懸念などから、批准が大幅に遅れた。
同協定は発効後2年間に日本がフィリピンから看護師400人、介護士600人の最大計1000人を受け入れるとしている。しかし、日本語による国家試験に合格するなどの条件が付いている。フィリピン労働雇用省は「希望者が条件を見極めて決めること」と話し、目標が達成できるかは懐疑的だ。
インドネシアからの看護師・介護福祉士候補の受け入れがすでにスタートしていますが、
ようやくフィリピンもEPAに批准。
これにより、フィリピンからも看護師・介護福祉候補が来日することが確定的となりました。
受け入れ人数を、インドネシアのときとおなじ数値目標を上げていますが、
前回のときの反省が生かされているとは思えない気がします。。。
今回、どの程度応募があるのか、
また、受け入れに応じる施設の数がどの程度あるのか。
注目してみましょう。
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