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2008年03月31日

厚生労働省がロゴマークを募集しています。

厚生労働省ロゴマークの募集要領

1.目的
厚生労働省の改革に取り組む一環として、国民の期待する厚生労働行政の原点に立ち返るとともに、厚生労働省のコーポレートガバナンスを高め、職員の意識を改革するため、厚生労働省のロゴマークを募集します。

2.応募規定
厚生労働省をイメージできるものとして、簡単明瞭なカラー表現で、かつ、一色でも表現できるマークとし、上下を明記して下さい。未発表のものに限定します。あわせて、デザインのコンセプト(コメント、厚生労働省のイメージなど)を明記して下さい。

なお、応募作品については必要な修正を行うことがあり、採用作品の著作権・使用権等一切の権利は厚生労働省に帰属するものとします。また、作品はお返しできません。

3.応募資格
年齢、プロ・アマ、個人・グループを問いません。

4.応募方法
必要事項(住所、氏名、年齢、職業、電話番号)をご記入の上、作品とあわせて郵送又は電子メールにより送付して下さい。なお、おひとり複数作品の応募も可能です。

紙の場合:A4サイズ白色用紙を縦に使用。作品は10cm×10cmの枠内に描く事とする。1作品につき1枚プリントアウトして下さい。

データの場合:1作品につき1ファイル。ファイル形式は、JPEGまたはGIF形式とします。画像サイズは2MB(メガバイト)以内とします。

5.応募締切
平成20年5月9日(金)当日消印有効

(メールでの受付は、9日(金)受信分有効)

ということで、募集要項をそのまま転載しました。
コーポレートガバナンスなんてものがそもそも厚生労働省にあるのかっていうことと、
だいたいロゴマークを作ったからといってこの目的とどう関係があるのかも正直疑わしい。
厚生労働省がやることすべてに懐疑的になってきそうな自分が怖い。。。

2008年03月30日

サービス提供責任者が足りない。介護保険不正受給の裏側で。

給付金不正:いわきの介護事業所、県が指定取り消し /福島

 県は28日、介護給付金を不正に受領したなどとして、いわき市内郷の指定訪問介護事業所「なごみ」=運営会社・大畠和子社長=の事業者指定を取り消したと発表した。介護保険法に基づく処分で、3月25日付。

 県保健福祉部によると、「なごみ」は06年11月〜07年6月に、実態のないサービス提供の書類を偽造し約200回にわたり架空請求し、同市から給付金約70万円を不正受給していた。また、常勤の管理者とサービス提供責任者を置いていなかった。県の取り消し処分を受け、いわき市は不正受給分の返還を求める方針。

もう一件。
同じ日のニュースですが、こちらも紹介しておきます。

ケアサポート優:県、指定を取り消し 不正請求や不適切行為で /愛媛

 県は27日、松山市森松町で居宅介護と重度訪問介護を行っている指定障害福祉サービス事業者「ケアサポートゆう」(森長寿取締役)を同日付で、同所で訪問介護を行っている指定居宅サービス事業者・NPO法人「ケアサポート優」(高橋義幸理事長)を31日付で指定取消処分にしたと発表した。

 県長寿介護課によると、ケアサポートゆうはサービス提供責任者1人と、ヘルパー10人のうち3人が勤務実態のない名義貸しで指定を受け、食事提供などのサービスを訪問して行ったように装うなどして、05年6月〜07年4月に約1800万円の介護給付費を不正請求した。さらに管理者が利用者に対し複数回、不適切な行為をしていた。現在は7人の利用者がいる。障害者自立支援法に基づく処分で、指定障害福祉サービス事業所の取り消しは県内で初めて。

 また、ケアサポート優もサービス提供責任者1人が名義貸しで指定を受けていた。現時点で利用者はない。介護保険法に基づく処分で、介護保険サービス事業者の指定取り消しは県内5件目。

どちらも介護報酬の不正請求による指定取消のニュースです。
この二件に共通していることは、サービス提供責任者がいなかった、ということです。
危機的な介護人材不足という状況の中で、
サービス提供責任者を配置するというのは、小規模な事業所にとっては非常に難しい問題です。
職員の実務経験を増やして、サービス提供責任者として配置しようとしても、
介護の仕事は離職率も高く、サービス提供責任者が確保できない悪循環。

こういった職員配置に対する処分や指導はますます厳しくなり、
サービス提供責任者の人材を確保できない事業所は、もう手を上げるしかありません。
小規模な事業所にとっては特に厳しい状況が続きます。

2008年03月23日

消える介護事業所。減少する訪問介護事業所の今後は。

事業所、3カ月連続で減少 訪問介護、経営難で撤退か

 高齢化に伴う介護需要の急増が見込まれる中、自宅にホームヘルパーを派遣する訪問介護事業所が昨年12月以降3カ月連続で減少していることが、独立行政法人福祉医療機構の集計で分かった。

 2000年度の介護保険制度導入以降、増加傾向が続いていたが、減少傾向が明確になったのは初めて。

 06年度の制度改正で利益を出しにくい報酬体系になったことや人手不足などに伴う経営難、訪問介護最大手だったコムスンに対する事業所指定打ち切り処分といった規制強化の動きなどが背景にあるとみられる。

 地域によっては、事業所の撤退でサービスが受けられなくなる恐れもあり、今後の体制整備の懸念材料となりそうだ。

 同機構の調査では、08年2月末の訪問介護事業所は前年同期比458減の2万7011。昨年5月をピークにコムスンへの処分の影響で4カ月連続で減少し、いったんは回復したものの、12月以降は、また減少が続いている。

もちろん、コムスンが撤退した分、事業所数は減少しているというのは間違いないわけですが。
これまでと大きく違っていることは、
まず事業所の新規開設がめっきり少なくなっているということ。
もうひとつは、介護サービス情報公表制度の影響で実際に活動をしていない幽霊事業所の廃業届が増えたことでしょうか。
事業所廃業後のスタッフのキャリアプランや、利用者への引継ぎなどが、
十分に行われる状況ができているのかが一番気になるところです。。。

事業所数の減少は特に規模の小さい訪問介護事業所において目立っているわけですが、
小さな事業所にとっては常に淘汰される危機感を持ったサバイバル時代です。
確固たる理念や、スタッフの教育・研修が徹底されている集団が生き残ることになるのだと思います。

2008年03月22日

フィリピン人介護士、受け入れ延期。残された介護人材の空洞化。

フィリピン人看護師や介護士、09年度以降に受け入れ延期

 厚生労働省は2008年度に予定していたフィリピン人看護師・介護福祉士の受け入れを09年度以降に延期する方針を固めた。日比政府が06年9月に署名した経済連携協定(EPA)には看護師・介護士の受け入れが盛り込まれたが、アロヨ政権の動揺などで比で発効のめどが立たないためだ。一方、インドネシアからの受け入れは日本の「ねじれ国会」の影響で黄信号がともっており、日本の労働市場の開放に足踏み懸念が出てきた。

 比上院は14日で休会し、4月21日まで再開されない。EPAは日本の国会では承認済みだが、比上院で批准されない限り発効しない仕組み。

フィリピン人介護士、インドネシア人介護士、いずれも受け入れは2010年以降になる見込みだそうです。
今回は各国の政治的な要因が背景にあったものの、
実際、受け入れ先も、派遣先も、準備は進んでいないと見るのが正しいのかもしれません。

日本の提示する厳しい受け入れ条件に対するフィリピン人・インドネシア人介護士側の反発も強く、
日本で働く意思をもった外国人は少ないと聞いています。
日本の介護の現場は、日本人にとっても、外国人にとっても、魅力のない職場なのか。
その魅力を損ねている何かがある、と考えるのが正しいのだと思いますが。。。

瀬戸療護園、介護用手袋誤飲で園長・副園長を業務上過失致死で容疑書類送検。

瀬戸療護園  園長らを書類送検

 昨年7月、坂出市の障害者支援施設「瀬戸療護園」に入所していた重度障害の男性(20)の胃などから介護用手袋10枚が見つかり、約2か月後に死亡した事故で、県警は21日、必要な防止対策を取っていなかったとして、園長(58)と副園長(48)を業務上過失致死容疑で書類送検した。

 調べでは、園長らは男性が食べ物以外でも口に入れることを知りながら、介護士らを指導するなど対策を取らず、介護士が紙おむつの交換などで使用したビニール製手袋を男性のそばに残したため、男性が飲み込んだ疑い。

 男性は昨年7月10日に吐血、搬送された病院で胃と十二指腸から手袋が見つかり、同9月25日に死亡した。同園は事故後、食べ物以外のものを口に入れることのある入所者には介護士を2人つけ、それまで個室内でしていた手袋の着脱を廊下でするなどの対策を取っているという。園長は「厳粛に受け止めている。一日も早く信頼されるよう施設作りに取り組む」などとコメントした。

このブログでもお伝えしましたが、
当初は虐待の疑いとして大きく報道されていましたが、
調査の結果、職員による不注意で手袋を残していってしまったということになったようです。
業務上過失致死となりましたが、もしこれが虐待で亡くなっていた場合は殺人になるんですよね。

介護職員の不注意でありながらも、責任者が書類送検されるという形になりました。
どこまで責任者が現場の状況を把握できるのか、
24時間265日動き続ける現場を指導できるのか。
責任者はどこまで現場の責任を取るべきなのか。
介護事業トップのあるべき姿も問われる時代になってきているのかもしれませんね。

2008年03月19日

澤田祐衣、ホームヘルパー2級の資格を持つアイドルがいた!

ホームヘルパー2級の資格を持っているアイドルがいるのをご存知でしょうか。
澤田祐衣さん(17歳)は、正真正銘ホームヘルパー2級の資格を持つ、福祉系の高校に在学中のアイドルです。

澤田祐衣“17歳”介護系アイドル 初ソロ写真集PR

 サンガリアのCMなどで人気のアイドル、澤田祐衣(17)が初のソロ写真集「sweet seventeen」のPRに6日、大阪市北区のスポーツニッポン新聞大阪本社を訪れた。

 福祉の高校で介護を勉強中の2年生。「実習ではお年寄りの世話もしてます」。介護士2級の資格を持っている。身長1メートル53、B86W59H84と小柄だが「根性はあります」と笑顔。芸能活動も充実、映画と舞台の主演が決まっている。

アイドルもだんだんと細分化されてきて、こういった路線のアイドルもありな時代なんでしょう。

介護をテーマにしたドラマなども多かったりするのですが、
役者さんの演技を見ていても、介護技術にハラハラしてしまうことが多いので、
ぜひ、演技指導の要らない介護技術を見せてもらえると嬉しいですね。
あと、高齢者施設に営業して歌って回ったりすると、利用者さんは喜んだり・・・。

介護の勉強をしている貴重な人材が流出してしまうのはとても残念ですが、頑張ってください。
そして、ぜひ、うちの施設に実習に来てください。

澤田祐衣ブログ

すごい余談過ぎて申し訳ないんですが、
うちの施設に実習に来て欲しい芸能人ランキングってやったらどうなるんでしょうね。
事業所が必要とする職員像が反映されるのかな。

個人的にはめざましテレビの皆藤愛子さんなのですが。。。
余談過ぎましたね。

2008年03月18日

介護を必要とする高齢者の命をまもるために。

連日、介護を必要としている高齢者が亡くなるニュースがたくさん飛び込んできます。

寝たきりの71歳死亡 江戸川のマンション 介護の夫連絡取れず

病気の夫の介護に疲れ、高齢夫婦が自殺図る…妻は死亡

民家で2女性死亡 介護疲れで無理心中か 札幌・清田区

ほんのここ数日の間に起こったこれらのニュースですが、
すべてに共通していると思われるのは、介護疲れ・介護負担です。

みのもんたさんの朝ズバで、今年に入ってからの介護疲れ殺人とみられるものがいくつか並べて紹介されていますので、
下記の記事をご覧ください。

介護疲れ殺人続く みの「他人ごとじゃなくなってます」

問題は、殺人をどう食い止めるかということよりも、その本質である介護負担をどうするか、です。
人が人を殺してしまうという行為だけを取り上げるのではなく、
その背景にある重くて大きな問題に対して、何らかのアクションが必要になっていますね。

2008年03月17日

外国人介護労働者受け入れ問題、労働条件の整備は進むのか?現場はいま。

外国からの介護職受け入れ「日本に問題」

 介護保険の利用者と家族・事業者・労働者らが共同で制度の改善を国や自治体に要請することを確認した「介護フォーラム2008」(同フォーラム実行委員会主催。3月15日、東京都内で開催)−。今回のフォーラムでは、外国人介護労働者の受け入れ問題も示された。講師を務めた健和会・看護介護政策研究所の宮崎和加子所長は、介護職が不足しながらも日本の受け入れ基準は他国と比べて厳しい現状にあると指摘。加えて、介護職の報酬が一般労働者の約7割といわれる中、「(外国人介護労働者は)他の国と比較して日本に魅力を感じるだろうか」と、労働条件の整備の重要性を強調した。

依然として進まない外国人介護労働者の労働環境整備。
研修期間中は給与が出ない、日本語が使えるようにならなければいけない、さらに、その後の給与も間違いなく安い。
わざわざ日本を選んで介護の仕事に来る外国人がどれだけいるのでしょうか。
介護の仕事以外のほうが収入も期待できるのであれば、あえてそこまでして日本の介護の仕事を選ぶはずが無い。

実際、外国人を受け入れている特別養護老人ホームについての記事がありましたので紹介します。

介護:現場で外国人活躍 背景に人出不足−−横浜の特養「よつば苑」 /神奈川

 介護の人手不足が深刻化する中、横浜市保土ケ谷区の特別養護老人ホーム「よつば苑」(定員120人)では在留資格を持つフィリピン籍とカンボジア籍の男女計5人が働く。パートや派遣という形だが、同市福祉事業経営者会によると、外国人が5人も働く特養は珍しい。海外から多数の介護福祉士候補者が来日するとされる経済連携協定(EPA)が話題になる中、注目される。

 よつば苑の職員は計63人。うち4人はフィリピン籍で、1人はカンボジア籍だ。入所者の女性(75)は「やさしいですよ。こまやかで、よく働いてくれる」。職員の長田栄作さん(23)は「元気でパワーがある。レクリエーションでも僕みたいに控えめに接してしまう所がない」と言う。昨年5月から本格的に採用を始めた碓井義彦施設長(39)は「人材不足が厳しく、将来は外国の労働者に就いてもらうしかない。今から慣れておいた方がいい」と話す。

 ネックもある。介護記録の読み書きができないことだ。日本に来て6年になるフィリピン籍の姫野マリアさん(48)は「一番大変だったのは利用者さんの名前を覚えること」と打ち明ける。碓井施設長も「受け入れはあと数人が限度」と言う。

 65歳以上の高齢者人口が66万人に上る横浜市では、介護人材不足が深刻化。市は08年度予算案で、海外からの介護人材の就労支援に2500万円をつけ、EPAに基づき30人程度をまとめて受け入れる方針だ。

記録を読み書きできないで介護の仕事ができるのかというと、
さすがに不安も感じますが。
国家試験は日本語で出題されるので、日本語ができることがひとつの最低条件となりますが、
准介護福祉士として働くのであれば、試験を受験さえすれば、
日本語の読み書きができなくでもいいということになるんですよね。。。う〜ん。

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