介護報酬大幅アップを要望 事業者団体ら厚労相に
民間の介護事業者らでつくる介護保険制度研究会は12日、舛添要一厚生労働相に対し、介護職の人手不足や事業者の経営悪化を改善するため、2009年度の介護報酬改定で報酬を大幅に引き上げることなどを求める要望書を提出した。
「低賃金による離職率の高さが訪問介護の質の低下をもたらしている」「現状の介護報酬では賃金を上げることが困難」などを理由に挙げた。
このほか、介護職が魅力ある専門職種となるような社会的な意識をつくり出す施策の推進や、地域支援事業と居宅介護支援事業への一般財源導入の検討などを求めた。
報酬引き上げに伴う保険料アップについて、研究会の座長を務める白沢政和大阪市立大教授は記者会見で「一般財源導入などいろいろな議論があるので、国民の声を聴いて社会保障審議会で話し合ってほしい」と述べた。
介護報酬の大幅なアップを要求したなんていうと、とてもがめつい感じがありますが、
せめて人並みに生活できる給料を確保できるだけの介護報酬を設定して欲しいというだけなわけで。
前回の改定で大幅にカットされた介護報酬が、どの程度盛り返すことができるのでしょうか。
また、介護報酬が改定されることが、
直接介護職員の給与にダイレクトに反映されるという保証は無いわけですから、
そのあたりも各事業所で整備していくことが必要ですね。
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