偽名でヘルパー2級取得。オウム菊地容疑者が相模原の訪問介護事業所で勤務。

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オウム菊地容疑者 訪問介護会社で勤務「まじめで明るい」

「遅刻もせず、まじめで明るい性格だった。昨日もいつも通り出勤していたので、ただびっくりしている」。
菊地直子容疑者(40)は2年前から、名前や年齢を偽って相模原市の訪問介護会社で勤務していた。
同社従業員の男性(37)によると、菊地容疑者は2010年7月、
本社事務所に経理担当のアルバイトとして働き始めた。
男性が、高齢者住宅の内装工事を通じて知り合った高橋寛人容疑者(41)=犯人蔵匿容疑で逮捕=に「経理ができる人はいないか」と尋ねたところ、菊地容疑者を紹介された。
菊地容疑者は「桜井千鶴子」と名乗り、年齢についても今年に入って「44歳」と偽っていた。
本人の希望もあって、菊地容疑者は今年1月、市内で講習を受けて介護ヘルパー2級の資格を取得。
同社の住宅内で高齢者の排せつや食事の世話なども担当していた。
男性は「サービス利用者にも敬語で接し、丁寧な仕事で評判は悪くなかった」と振り返る。

ニュースを見て驚いた人も多かったでしょう。
ヘルパーとして逮捕当日に訪問をしていた利用者もいるということですからね。
これから潜伏中の生活や経緯なども明らかになってくると思いますし、
不謹慎な話ですが、容疑者を隠匿していた男性との間のロマンスなどに注目している人も
多いでしょうから、ワイドショーやドラマのネタとしても使われていくのかもしれませんね。
それはさておき、
問題はヘルパー2級の資格を偽名で取得していたということです。
身分証明もなしに資格取得できてしまうというのは、
民間資格としてもおかしいと思います。
利用者側も、資格を持った介護の専門家として受け入れているわけですから、
まさか偽名を使った犯罪者が紛れているとは思わないでしょう。
いずれ廃止される民間資格だとしても、国民の介護保険料や税金を財源に運営する介護保険ですから、
制度として国民の信頼を裏切らないよう、資格取得時に身元の確認ができるようであってほしいですよね。

記事編集・監修

 

介護福祉ウェブ制作ウェルコネクト

居宅介護支援事業所管理者・地域包括支援センター職員・障碍者施設相談員など相談業務を行う。

現在はキャリアを生かした介護に関するライティングや介護業界に特化したウェブ制作業を行う。

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