有料老人ホーム「フェリエドゥ鵠沼海岸」入居の夫が妻を殺害。有料老人ホームでの介護疲れ。

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介護付き老人ホームで認知症の妻を殺害しようとした疑い、85歳夫逮捕

 8日午前5時40分ごろ、藤沢市鵠沼海岸6丁目の介護付き有料老人ホーム「フェリエ ドゥ 鵠沼海岸」で、施設の女性従業員が「入所者が妻の首を絞めた」などと110番通報した。藤沢署員らが駆けつけたところ、入所者の無職の女性(79)が1階の部屋のベッドの上であおむけに横たわっていた。病院に搬送されたが、まもなく死亡が確認された。
 同じ部屋にいた夫(85)が首を絞めたことを認めたため、同署は殺人未遂の疑いで同容疑者を逮捕。殺人容疑に切り替えて送検する方針。
 調べに対して同容疑者は「認知症になった妻をこれ以上見ているのがつらかった」などと供述しているという。同署は動機や介護状況などを捜査している。
 同署によると、2人は2006年に入所。女性は当時から認知症を患っていたといい、夫婦で2人部屋に入っていた。8日、同容疑者が「妻の首を絞めた」などとナースコールしたという。
 同ホームによると、ホームには介護職員約20人、看護職員約10人など計約40人が勤務。約50人が入所しているという。

有料老人ホームでなんで?と思ってしまいますが、
夫婦2人部屋で入居して、妻は認知症の症状が進行していると。
夜間も部屋に2人っきりなわけです。
有料老人ホームに入居した経緯はわかりませんが、
在宅での介護が無理だと判断して有料老人ホームに入居したのであったとしたら、
せっかく入居した施設でも在宅介護の延長のような生活が続いていたというのは悲劇ですね。
施設入所したら夫婦部屋に住むか、別室に住むかということは安易に決めずに
きちんと話し合うことを勧めます。

記事編集・監修

 

介護福祉ウェブ制作ウェルコネクト

居宅介護支援事業所管理者・地域包括支援センター職員・障碍者施設相談員など相談業務を行う。

現在はキャリアを生かした介護に関するライティングや介護業界に特化したウェブ制作業を行う。

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