コムスン譲渡を巡って。ニチイ・ワタミ・ウェルシア関東、それぞれの思惑。

コムスン

訪問介護向け食事提供 ワタミ社長「グッドウィル」引き受けで

 居酒屋チェーン、ワタミの渡辺美樹社長は21日、読売新聞のインタビューに応じ、介護事業者の業界団体と共同でグッドウィル・グループのすべての介護事業を引き受けた場合、訪問介護の利用者向けに食事を提供するサービスを行う考えを明らかにした。
ワタミは現在、27棟の有料老人ホームで1日あたり3000食以上を提供している。渡辺社長は「訪問介護では、ヘルパーが料理ができないという苦情が一番多い。ワタミの加工品を提供すれば煮るだけ、焼くだけで済む」と述べた。食事の提供は、共同で事業引き受けに名乗りを上げた業界団体「民間事業者の質を高める全国介護事業者協議会」(民介協)からも要請を受けているという。

譲渡先として立候補している企業の中で、非常に活発なのがワタナベミキ率いるワタミです。
メディアへの露出にも積極的で、コムスンの施設を獲得することで、
一気に業界内に確固たる地位を築こうとしているようですね。
先に紹介した記事を見るところ、やはり自分の会社の強みを最大限にアピールしていますね。
まぁ、ワタミの加工品を再調理して済むような問題だったら、
最初から冷凍食品やお弁当を買っているんじゃないかと思いますが。。。
さらに、ウエルシア関東も一括譲渡に名乗りを上げています。

ウエルシア関東も「一括」に名乗り コムスン譲渡問題

 訪問介護最大手、コムスンなどグッドウィル・グループ(GWG)傘下の介護事業買収について、イオン系のドラッグストア、ウエルシア関東(さいたま市)は21日までに、グループホームなどを手掛けるウイズネット(同)と共同で、全事業の一括引き受けに名乗りを上げることを決めた。近くGWGに意向を伝える。

ウイズネットといえば、関東ではグループホームなどを中心に急速に伸びてきている会社ですが、
コムスンとの力関係で言えば歴然で、一括で譲渡というのはかなり大胆な話です。
一部には、売名行為?という思惑も働いているのでしょうか。
業界のトップランナー、ニチイ学館を含めたこの3社が一括受け入れを希望していますが、
一括譲渡に対しては「第二のコムスンを生む」として、望ましくないという声も聞かれています。
この譲渡問題が、もしあと一年早ければ、
コムスンの買収を契機に9介護分野に進出していこうという企業が多数立候補していたと思いますが、
いまや、介護が儲からない、ことが社会に浸透してしまっているわけですからね。。。