コムスン介護トラブル。ヘルパーの質を問う。

コムスン

コムスン介護の男児死亡、提訴も検討

 親戚に抱かれ、楽しそうに川遊びをする男の子。この3ヶ月後、男の子は死亡しました。
死亡したのは、千葉市若葉区に住む秀嶋建夫さんの長男、健太ちゃん(3)。先天性の心臓病を患い寝たきり状態だったため、おととしの8月からコムスンの介護サービスを受けていました。
「心臓のことなどをすべて話して、『みれます』ということだったので、安心してお願いした」(父・秀嶋建夫さん)
おととし11月、秀嶋さん夫妻は25歳の介護ヘルパーの男性に預け外出、母親が2時間後に帰宅すると、健太ちゃんはぐったりした状態で男性ヘルパーに抱かれていました。健太ちゃんは、すでに息をしていなかったといいます。
「『なんで救急車呼ばなかったの』と。何の連絡もなかったし、救急車も呼んでいなかったので、何でだろうと」(父・秀嶋建夫さん)
死因の心臓発作を引き起こしたきっかけとみられているのは、ミルクが気管に入ったことか、泣き過ぎによる酸素不足。ヘルパーは「テレビに見入っていて、健太ちゃんの異変に気付かなかった」と謝罪したということです。
「早い段階で救急車を呼んできちんとした処置をしていれば、助かった可能性はあると言われた。本当に悲しい。せっかく、これからだと家族で頑張っていたのに」(父・秀嶋建夫さん)
秀嶋さん夫妻は、コムスンに当時の状況を詳しく説明するよう求めていますが、今のところ正式な回答はないということです。
「事実だとすれば、たいへん申し訳ない」(グッドウィル・グループ 折口雅博 会長)
秀嶋さん夫妻は、コムスンを相手取り、損害賠償を求めて提訴することも検討しているということです。

便乗するというのも変ですが、これからこういったトラブルが次々と表面化してくるでしょうね。
この事件もおととしの11月のものですから。
しかし、このヘルパー。
テレビを見ていて気づかなかった、って、ひどいにも程がありますね。
ヘルパーやってて、テレビに見入れる余裕のある仕事なんてなかった巡回屋(オムツ交換屋)としては、
まったく理解できませんが・・・。
コムスンのヘルパーがみなこうであるわけはないのですが、
こういった報道が先行することによって、コムスンの介護サービスの質に対しても厳しい視線が注がれます。
いまこうしている間にもケアを行っているヘルパーたちとっては、過酷なプレッシャーだと思います。。。

記事編集・監修

 

介護福祉ウェブ制作ウェルコネクト

居宅介護支援事業所管理者・地域包括支援センター職員・障碍者施設相談員など相談業務を行う。

現在はキャリアを生かした介護に関するライティングや介護業界に特化したウェブ制作業を行う。

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