世界が認めたセラピーロボット「パロ」が映画に!

アザラシ型ロボット「パロ」

「世界一の癒やし」 アザラシ型ロボットが映画に

 英ギネスブックで「世界一の癒やし効果がある」と認定されたアザラシ型ロボット「パロ」を主役に、記録映画が制作される。パロを開発した独立行政法人の産業技術総合研究所が22日発表した。高齢者の介護施設などで活躍するパロの評判を聞き、デンマークの映画会社が映画化を申し出たという。06年中に撮影し、07年の上映を目指す。日本での上映は未定。
 パロは、同研究所が高齢者や子どもを癒やすロボットとして、アザラシの赤ちゃんをモデルに開発した。体長57センチ、体重2.7キロ。頭をなでると喜んで動き出したり、たたくと怒ったりする。簡単な言葉は学習でき、名前を繰り返し呼ぶと、振り向くようになる。ストレスの軽減や脳機能の活性化などの効果が確認されているという。
 04年秋から高齢者介護施設などに貸し出しを始め、05年3月からは個人向けにも百貨店やインターネットを通じて受注販売(税込み35万円)。映画では、人間とふれあうパロの様子などが描かれるという。

ギネス世界記録公認、「最もセラピー効果のあるロボット」。
それが、パロです。
一度実物を抱っこしたことがありますが、、
これがまた非常にキュートです。
アザラシのぬいぐるみでは得られない感動を実感できると思います。
介護施設での導入でも大きな成功を収めていますが、納得です。
そんなパロが映画化するということですが、はたしてどんな映画になるのか。
介護施設などでパロと触れ合う人々を描いたノンフィクション?
パロ製作までのプロジェクトX的なドキュメンタリー?
もしかして、パロがプロサッカーチームにスカウトされてゴールキーパーとして大活躍、
・・・って、それは「かにゴールキーパー」か。
ほんとにどんな内容になるんでしょうかね。
見ている人も癒される、そんな映画を期待しましょう。
日本でも公開されるかなぁ。。。


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記事編集・監修

 

介護福祉ウェブ制作ウェルコネクト

居宅介護支援事業所管理者・地域包括支援センター職員・障碍者施設相談員など相談業務を行う。

現在はキャリアを生かした介護に関するライティングや介護業界に特化したウェブ制作業を行う。