介護報酬引き下げで利用者負担が減る、という報道を鵜呑みにしていいのか。

介護保険料削減の図
介護保険料削減の図

介護報酬、9年ぶり下げ 2.27%減額決定

 政府は11日の閣僚折衝で、介護サービスの価格の基準となる介護報酬を2015年度から2.27%下げることを正式に決めた。9年ぶりのマイナス改定だが、03年度の2.3%下げを上回る過去最大の下げには踏み込まなかった。介護業界や自民党の一部議員の抵抗を受けて後退した。

 11日午後、麻生太郎財務相と塩崎恭久厚生労働相が会談して決めた。15年度は3年に1度の介護報酬見直しの年で、介護職員の賃上げを実施しつつ、介護費全体をどう下げるかが課題だった。

 マイナス改定とすれば、利用料や保険料の負担は軽くなる半面、事業者の収入は減る。政府は過去最大となる2%台後半の下げ幅を目指したが、業界側に立つ関係議員らが大幅引き下げに反対。“首相裁定”で、過去最大の手前にとどめた。

介護報酬が2.27%引き下げられることが正式決定しました。
マスコミなどでも話題に上ったので、皆さんもご存じの事と思いますが、
腑に落ちないことがあります。

TV「介護報酬が減額決定、2.27%分引き下げられます」
視聴者「ふんふん」

TV「介護事業者の受け取る報酬が少なくなります」
視聴者「ふんふん、それで」

TV「その反面、保険料や利用者負担は軽くなります」
視聴者「なんだ、いいことじゃないか(はあと)」

この問題について、本当に理解して報道をしているのかどうか、
それとも意図的にこのような報道にしているのか。
介護報酬の削減は、介護事業者の経営を大幅に圧迫し、
将来、地域で受けたいサービスが受けられなくなるおそれもあります。
そして、何より、負担が減ると簡単に報道しているものの、それはあくまで4月の時点では、の話。
8月からは一部の利用者は自己負担が1割から2割に負担増となります。
介護保険改正で利用者負担が減る、と思っていたら、負担が倍になっていたという人が続出するという話です。

上に紹介した図も、大幅に保険料が下がる、という印象を抱きかねませんが、
収入が120万円以上の世帯では前回よりも保険料が上がっています。
本来このくらいまで上げるつもりだったけれど、このくらいに抑えられました、という非常にわかりにくい図ですね。

なんだか情報操作されているみたいな情報も多いので、
やはり日ごろからこまめに情報をキャッチできるようにしておくことが大切ですよね。

介護保険料削減の図

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です