訪問中に背中を包丁で切りつけられるヘルパー。ヘルパーが身を守るために。

介護福祉ブログコミュニティ

殺人未遂:介護士、訪問先民家で切られ重傷 容疑の男も意識不明--三郷 /奈良

 11日午後1時55分ごろ、三郷町信貴ケ丘2の民家に住む女性(86)から、「子供が刃物を持って暴れ、介護の人とけんかになっている」と、110番通報があった。西和署によると、同町の男性介護士(64)が居間で血だらけになって倒れ首など数カ所を切られて重傷。また、女性の息子で無職の男(58)が自宅横のガレージに止めた車内で、包丁で首などを切り意識不明の重体という。同署は男の回復を待ち殺人未遂容疑で事情を聴く方針。
 同署によると、介護士は同日午後1時ごろ、1人で介護に訪れ、掃除をしていたところ、同45分ごろ、男が台所から持ち出した文化包丁(刃渡り約20センチ)でいきなり背後から切りつけたという。
 男は母親と2人暮らし。交通事故の後遺症で足が不自由なため、松葉づえや車いすで生活し、身の回りの介護を受けていたという。

ホームヘルパーがひとりで利用者宅を訪問をするのに、
事件や事故と遭遇するリスクがあることを忘れてはいけません。
しかし、まさか掃除をしている最中に背中から包丁で切り付けられるとは
まさか想像もつかないでしょう。
切りつけた側の男性も自殺を図ったようですが、
高齢の母親と交通事故で車いす生活になってしまった自分の将来に悲観して
無理心中での自殺を図った、というのならまだあり得るような話ですが、
今回起きた事件は、訪問したヘルパーを切りつけて殺人未遂、
そのあとに自ら自殺を図るというものでした。
この男性の意識が戻れば明らかになる部分もあるのでしょう。
ヘルパーの皆さんも、こんなことが実際に起きているということを考え、
緊急時に連絡する手段や、地域内で退避できる場所なども把握しておくといいですよね。
それと、掃除などをしながらも、利用者の状況に目を留めておくようにしましょう。
ただわからないのが別の記事。

自宅訪問の介護士切る – 背後から複数回/三郷の男

 11日午後1時45分ごろ、三郷町信貴ケ丘2丁目の自宅で、無職の坂入直人容疑者(58)が、デイサービスで清掃していた男性介護士(64)=同町在住=に背後から突然、包丁で切りつけた。直後に坂入容疑者は自殺を図り、意識不明の重体。男性介護士も首や肩など複数所切りつけられ、重傷を負っている。西和署は坂入容疑者の回復を待ち、殺人未遂容疑で調べる。
 同署の調べでは、坂入容疑者は同日午後1時45分ごろ、自宅1階の居間で、デイサービスで清掃作業をしていた男性介護士の背後から、自宅にあった包丁(刃渡り20センチ)で突然、複数回切りつけた…

「自宅1階の居間で、デイサービスで清掃作業していた男性介護士」・・・?
ホームヘルプサービスであれば理解できますが、訪問して掃除をするのがデイサービス?
ひょっとして小規模多機能サービスを使っていて訪問で清掃をしていたのか?
もしデイサービスと訪問介護とを間違えているようであれば、あまりにお粗末ですよね。

記事編集・監修

 

介護福祉ウェブ制作ウェルコネクト

居宅介護支援事業所管理者・地域包括支援センター職員・障碍者施設相談員など相談業務を行う。

現在はキャリアを生かした介護に関するライティングや介護業界に特化したウェブ制作業を行う。

介護福祉ブログコミュニティ

コメントはまだありません。

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です