消費増税1兆円、介護分野に…菅首相TVで
菅首相は1日夜、テレビ朝日の報道番組で、消費税率を引き上げた場合、税収から介護分野に回す予算支出について、「1兆円規模のものがあれば、かなり改善する」と述べ、1兆円程度を介護分野に充てる意向を示した。
2010年度予算では、介護保険の国庫負担分などで2兆円を支出しており、実現すれば大幅な上積みとなる。
また、首相が消費税の10%への引き上げに言及したことを、民主党の小沢一郎前幹事長が批判していることについては、「今の(参院選)マニフェストは前首相、前幹事長の時代にほぼまとまった。『消費税を含む税制の抜本改革に関する議論を超党派で開始する』と書いてある」と指摘したうえで、「(小沢氏には)すでに『少し静かにしてもらえないか』と言っている。これ以上申し上げるのはあまりにも失礼にあたる」と語り、不快感を示した。
首相はこれに先立ち、熊本、長崎両市で街頭演説し、消費税率を引き上げた場合の低所得者対策について、「(生活必需品の)軽減税率とか(税金の)還付方式とか、いろいろ考えなくてはいけない」と述べたが、還付対象となる年収水準には触れなかった。首相は「私も好きこのんで消費税なんて上げたくない。反対の先頭に立ちたい。しかし、まずは話し合いを始めようと言っている」とも語った。
なんだが、消費税還付のことも含めて、十分な検証もしないで
思ったことをいってしまうのは鳩山元首相譲りなんでしょうか。
この1兆円を何にどう使うのか。
施設という箱を作れば特養待機者もいなくなり、職員も増えて失業対策にもなるなんて、
そんなに簡単なものではないことについては、
いまだに人手不足で、フルオープンできなかったり、ショートを閉鎖する特養も多いことで
わかりそうなものですよね。
介護職員の待遇改善を行ったことで、状況はどう改善したのでしょうか?
もっとしっかり検証して、介護という仕事に希望を持って働くことができる社会になることを望みます。
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