不正請求コムスン、またしても処分逃れの事業廃止に不満の声。

コムスン

コムスン、岡山市で介護事業所指定の不正取得

 グッドウィル・グループ(GWG)の訪問介護大手「コムスン」(東京都港区)による介護事業所指定の不正取得問題で、岡山県は8日、岡山市内の事業所が勤務していない看護師を常勤として県に虚偽申請し、介護事業所の指定を受けていたと発表した。
県は今年1月に立ち入り検査を行い、指定取り消し処分の手続きを始めたが、事業所側は今月2日に廃業届を提出したという。県は処分逃れの疑いもあるとみている。
県によると、問題の事業所は2006年2月に指定を受けた「コムスン訪問看護ステーション岡山」。昨年8月の調査で、常勤看護師として申請していた1人が別の事業所に勤めており、勤務実態のないことが判明。常勤職員の数は、厚生労働省の省令で定めた2・5人の要件を満たしていなかった。県は、コムスン本社に対し、同事業所がこれまでに受け取った介護報酬約400万~500万円を、保険者の岡山市に返還するよう求める。

正直な話、
訪問看護ステーションで、常勤換算の人数をちょろまかしている事業所は
コムスンだけではないような気もします。
看護スタッフの確保は難しく、訪問看護ステーションの人材確保は死活問題ですからね。
しかし、コムスンは東京での不正請求返還要求の一件以降、
悪質事業者の代表として取りざたされるようになっています。
岡山だけでなく、全国でコムスンの事業所へのチェックが入るでしょう。
そして、コムスンが最も批判を浴びているのが、その対応です。

コムスンが事業廃止届 県が受理 処分逃れか

 岡山県は8日、訪問介護最大手「コムスン」(東京都港区、樋口公一社長)から、同社が経営する「コムスン訪問看護ステーション岡山」(岡山市さい)の廃止届(2日付)を受理したと発表した。同社は虚偽申請で不正に看護事業所の指定を受けたことが判明しており、県では「指定取り消しの行政処分を免れるために、処分に先駆けて届を提出した可能性もある」とみている。
処分逃れとも取れる廃止届提出に県長寿社会対策課では「介護保険制度全体への信頼に背く行為。大部分の業者が熱意を持って取り組んでいる中、業界最大手の業者が不正をはたらいたことは誠に遺憾」と話している。

東京でもそうだったように、事業廃止届けを提出し、返還命令を逃れるという極めて無責任な対応。
ここでも同じように廃止しているということで明らかに確信犯であることがわかります。
企業としてのコンプライアンスのひとかけらも感じません。
こんな企業のなか、真心を持ってサービスにあたることを要求する「コムスンの誓い」を唱和しているスタッフの心中はいかばかりのものか。
こういった姿勢でも事業を拡大していくことができた介護保険制度というのは、
事業主側から見れば、確かに生ぬるいものだったのかもしれません。
サービスを受ける利用者や、そこで働くスタッフに真摯に向き合った事業運営が行われることを願います。

コムスン

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です