オムツフィッターのいる街。

大人用オムツフィッター 情報館次々オープン 選び方、使い方アドバイス

 高齢者向けの紙オムツの種類が増えてきた。しかし、適切な使い分けの知識はほとんど広まっていない。そこで生まれたのが、オムツの適切な選び方、使い方をアドバイスする「オムツフィッター」の資格。今、オムツフィッターのいる情報館が全国にできつつある。
 川崎市のJR南武線・向河原(むかいがわら)駅前に7月、「排泄(はいせつ)情報館 むつき・諒(りょう)」がオープンした。「むつき(襁褓)」とは、オムツのこと。開いたのは、市民団体「老いを考える会・諒」の田中明子さん(53)と、林洋子さん(54)。
 11社の紙オムツのサンプル200点を展示。個別の相談に無料で応じる。紙オムツの一部は販売もしており、在庫がないものは、メーカーや販売店を紹介する。火曜と金曜の午前10時から午後4時まで開館。電話(044・435・2315、ファクス兼用)で予約すれば、ほかの曜日も対応可能だ。オムツ以外の介護用品も展示・販売している。
 「量販店などには、2~3種類しか置いていないことが多く、店員も使い方をアドバイスできないため、体のサイズだけで選んでいる人が多い。気軽に情報交換できる場にしたい」と田中さんは話す。
 京都市にある「排泄用具の情報館・むつき庵(あん)」は、介護用品の専門家として知られる浜田きよ子・高齢生活研究所代表が2003年11月に開設した。浜田さんは相談に乗るうちに、介護施設の職員でさえ、排せつ用具の適切な選び方、使い方を知らない人が多いことに気づいた。そこで04年9月、最適な排せつ用具の選び方を学ぶ「オムツフィッター」の研修制度をスタート。これまでに3級342人、2級40人を認定した。
 「むつき・諒」の田中さんと林さんも2級のオムツフィッターだ。
 同様に、オムツフィッターによる「ミニむつき庵」が、兵庫県姫路市にも7月にオープンした。山梨県にも年内に開設される予定。

オムツの情報館として有名な「むつき庵」に続いて、
各地でもオムツの選び方のアドバイスや情報を蓄積した施設が生まれています。
オムツフィッターという、
オムツの選び方・当て方などに関する知識を専門とした資格も生まれています。
「オムツに頼らない介護」が大きくクローズアップされ、
オムツが与える心理的苦痛や身体機能への悪影響も問題視されるようになりました。
そこから、オムツがどうしても必要になった人のための最善のオムツの選び方が
見直されるようになってきていると考えられます。
残念なことに、オムツフィッターの研修は京都でしか開催されません。
関東でも、いや、全国各地で開催されることを切に願いつつ。。。

老いを考える会・諒(むつき・諒)