高齢者・障害者を狙った詐欺・悪徳商法。

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高齢者800人から10億円、リフォーム詐欺7人逮捕

 一人暮らしの高齢者を狙って必要のない住宅リフォーム契約をして、工事代金をだまし取ったとして、神奈川県警生活経済課は12日、横浜市旭区の住宅リフォーム会社「三共総建」社長長谷川等容疑者(35)を詐欺と特定商取引法違反の疑いで逮捕した。
 社員ら6人についても同容疑で逮捕。県警は押収した契約書類から、首都圏を中心とした高齢者約800人から総額約10億円をだまし取ったとみて捜査を進める。
 調べによると、長谷川容疑者らは昨年1月から翌2月ごろにかけて、神奈川県内の60~70歳代の一人暮らしの高齢者宅3軒を「家屋を点検します」と訪問。「床下がシロアリに食べられている。このままでは家が倒れる」などと言って、必要のない防蟻(ぼうぎ)剤を散布しただけで約80万円を受け取るなど、3人から計約380万円をだまし取った疑い。

うわ、うちの近所だ、これ。
とりあえず、その場で何でも決めないこと。
そして、調べてみましょう。
「三共総建」ってgoogle検索してみれば、検索ヒット件数は・・・ゼロです。
地域で高齢者を守る、と言いますが、このくらいの簡単な自己防衛ができるようになるといいですけど。
続いて、
手話で勧誘、聴覚障害者2億円被害

 東京、山梨、千葉、埼玉などに住む聴覚障害者が、東京の福祉関連会社社長らから「高い利息を払う」ともちかけられ現金を預けたものの、返金されない事態になっている。社長らは、手話を使って勧誘していたとされ、少なくとも30人が被害を訴え、総額2億円以上にのぼるとみられている。山梨では被害者の会が告訴の準備を進めている。
 勧誘したのは、東京都港区にある福祉・介護機器販売会社の社長や社員。関係者によると、社長らは数年前から、首都圏の聴覚障害者らに「600万円預けたら、月3万円の利息を払う」などと勧誘して金を集めた。ところが、利息分が振り込まれたのは最初の1、2回だけで、その後は催促しても先送りされるケースが多いという。

聴覚障害を持つ方に、手話で勧誘を持ちかける。
たとえば、僕らの感覚で考えてみると、
誰も知っている人がいない外国で、言葉も全然通じないような環境で、
日本語で親しげに語りかけてきたら、なんとなく心を許すようなものじゃないですか。
勧誘や詐欺・悪徳商法は
緊張と緩和をうまく使い分けて、
巧みに懐深くに入り込んできます。
お気をつけて。

記事編集・監修

 

介護福祉ウェブ制作ウェルコネクト

居宅介護支援事業所管理者・地域包括支援センター職員・障碍者施設相談員など相談業務を行う。

現在はキャリアを生かした介護に関するライティングや介護業界に特化したウェブ制作業を行う。

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