介護ロボット最先端。HALとスマートスーツ。

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農作業、介護も楽ちん 「電動スーツ」商機あり 産学ベンチャー設立へ

 北大大学院情報科学研究科の田中孝之准教授らは、着るだけで作業の負担を軽減する電動装置「スマートスーツ」の事業化に向け、今秋にもベンチャー企業(VB)を設立する。消防防災用品の展示会に出品したことなどから引き合いが増えたため、製品化から製造、販売などの窓口とする。
 スマートスーツは田中准教授と、消防車両、消防関連製品メーカーのモリタ(大阪)、農業コンサルタントのリープス(札幌)が共同開発。ベストと半ズボンを組み合わせた形などで、背中などにゴムバンドが仕込まれている。腰を曲げると角度をセンサーが感知し、体の負担を軽くするようにモーターが働いてゴムの引っ張り具合を調節する。
 中腰の姿勢での作業が不可欠な農業や消防・救急のほか、介護、競馬調教の騎手向けなどへの応用も研究している。

介護ロボットの実用化がいよいよ現実的なものになりそうです。
これまでも、このブログではサイバーダイン社製の「HAL」を紹介する機会があったと思いますが、
確かに移送などの肉体労働にはいいのでしょうが、
介護の現場は単純作業だけではなく、一人の職員が複数の利用者とかかわる複雑な動きが必要になるため、
装備の分厚いHALを着用することになると、
実際に介護者側がこれを使用するというのは機械が限定されるような印象を感じていました。
HAL紹介動画(TBS系情熱大陸)
それに比べて、このスマートスーツは、小型軽量の筋力補助装置で、
装着者の動作を妨げないということに利点があります。
これならば、介護の現場でも実用的なものになるのではないでしょうか。
大学を中心にますます研究に熱が入る介護ロボット開発。
実用化もいよいよ現実的になってきましたね。


ロボットスーツHALのデモンストレーションの動画が掲載されていたので紹介します。

記事編集・監修

 

介護福祉ウェブ制作ウェルコネクト

居宅介護支援事業所管理者・地域包括支援センター職員・障碍者施設相談員など相談業務を行う。

現在はキャリアを生かした介護に関するライティングや介護業界に特化したウェブ制作業を行う。

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