看護師争奪戦。介護は・・・。

すごいことに!なっている。 看護師争奪

◇合同就職説明会はプレゼント攻勢
 大手の病院を中心に、看護学校や大学の新卒予定の「看護師の卵」の争奪戦が激化している。何が起きているのだろう。
◇中規模の病院は「不足」の危機に
 ハロー・キティの文房具やハンカチのプレゼント、お菓子の抽選会、果てはスタンプを集めて抽選に当たるとハワイ旅行--。歳末大売り出しのようだが、ここは看護学生のための国内最大級の合同就職説明会である。7月末の日曜日、東京・有明の東京国際展示場(ビッグサイト)のホールで開かれた。
 午前10時の開場前に入り口に並んだ400人は、リクルートスーツ姿に交じり、Tシャツとジーンズ姿の学生も。余裕がうかがえる。迎えるのは慶応大、順天堂大などの大学付属病院や、虎の門病院、国立病院機構などで、関東を中心に131団体がブースを構える。各ブースは「くまのプーさん」などのぬいぐるみでラブリーに飾り付けられ、スイーツの当たる抽選会で、けなげに乙女心をくすぐろうとしている。
 会場では「声をかけるのはブースの前でお願いしまーす」という放送が繰り返される。入り口付近で学生を「キャッチ」する関係者が相次いだためだ。学生が一部の病院に集中しないよう、五つのブースのスタンプを集めるとハワイ旅行があたる豪華抽選会まで行われた。
 なぜ、こんなことになっているのか。厚生労働省の医療費抑制策の一環で、今年4月、診療報酬が改定されたのだ。厚労省によると、全体で3・16%の削減で、医療機関にとっては減収になる。一方で、増収の可能性が残るのが看護師の配置。他の先進国並みの手厚い看護をと、新たな基準が設けられた。
 従来は勤務する看護職員の1日あたりの平均人数が患者10人に対して1人いる場合が「最高水準」で、これに認定された病院の入院患者1人あたりの保険点数は1209点(1点10円)だった。改定により「10人に1人」の場合は1269点、さらに「7人に1人」なら1555点となった。「7人に1人」という認定を受ければ、ベッド数1000床の病院なら「10人に1人」に比べ、1日286万円、年間10億円も収入がアップする。もちろん、そのためには約4割も看護師を増やさなければならず、争奪戦になる。
 昨年12月に厚労省が発表した第6次看護職員需給見通しでは、今年、全国の病院・診療所などが必要としている看護職員は131万4100人で、看護師は4万1600人が不足。医療関係者の間では「東京の大病院が地方の看護学生に100万円の支度金を提示したが断られた」などという情報まで飛び交う。
 患者サイドから見れば、「10人に1人」が「7人に1人」になれば、手厚い看護が実現されそうだ。58万人の看護師が加入する日本看護協会の小川忍常任理事は「手厚く看護する病院を評価することは協会が要望してきた。ただ、協会の調査では新卒の看護師の離職率は9・3%。結婚、出産、育児などライフステージを考えた細やかな対策が求められている」と訴える。
 ところが、ある厚労省幹部は「病院は人件費が安い新人をかき集めようとしている。新基準では人数という量さえ満たせば、質は問わないからだが、どうかと思う」と人ごとのような口ぶりだ。
 さらに、「7人に1人」には厚労省の狙いも見え隠れする。看護師を確保できない病院は国の医療費削減策による他の収入減を補えず、財政が厳しくなる。そうすればベッド数は淘汰(とうた)される。社会的入院を解消するため現在の25万床から2012年度までに15万床に減らすという目標値も掲げられている。介護が必要なお年寄りの社会的入院も解消したいという。

非常に面白い記事だったので、もっと紹介したかったのですが、詳しく知りたい方はリンク先をどうぞ。
と、こういったさまざまな背景から、看護師への需要はますます高まっています。
介護の現場でも、看護職の人材不足が深刻化しています。
もともと経済的な余裕の少ない介護の現場では、
待遇面でも医療現場に大きく後れを取っているために、人材確保は容易ではありません。
看護師の派遣会社に勢いがあるのも、そういった事情があってのことともいえます。


看護職と介護職、同じようにケアに携わる職業であるにもかかわらず、
こういった違いが生まれてしまうのは・・・。


ちなみに、こういったところでも看護師は大人気。

看護師人気はしばらく続きそうですが、看護師は安定供給されるようになるのでしょうか。。。

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