特養の40%がおむつ交換のたびに手洗い実施せず

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特養だけじゃないけどね

特養の40%がおむつ交換のたびに手洗い実施せず

 特別養護老人ホームの40%近くで一人ひとりのおむつ交換のたびには、職員の手洗いや消毒をしていないことが、厚生労働省が初めて行った実態調査でわかった。感染症管理の研修も約3割しか実施していなかった。高齢者介護施設向けの国の感染症対策の指針はなく、感染症への抵抗力の低い入所者が増えているため、厚労省は近く、研修の実施などを求めたマニュアルを都道府県を通じて配る予定だ。

ということで。
まぁ、1処置1手洗い、って原則ですよね。
それができていてこその専門職ですが。

ただ、
はっきりいって問題はそれ以前で。
この根本の原因は
一斉交換をしている、ことにあるわけです。

流れ作業でおむつ交換を行っているから、
その作業の効率性ばかりを重視し、
結局感染防止への意識が薄れていきます。
一斉交換でなければ、
たぶんほとんどのスタッフは確実におむつ交換後の手洗いを実施するはずです。

手洗いの徹底だの何だのという前に、
まず、一斉交換という、非人間的な作業から見直してみてはいかがなものでしょうか。

記事編集・監修

 

介護福祉ウェブ制作ウェルコネクト

居宅介護支援事業所管理者・地域包括支援センター職員・障碍者施設相談員など相談業務を行う。

現在はキャリアを生かした介護に関するライティングや介護業界に特化したウェブ制作業を行う。

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