「痴呆」に替わる言葉、「認知」「記憶」「脳機能」含む用語が上位に

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意識の改革、それとも言葉狩り?

緊急調査:「痴呆」に替わる言葉、「認知」「記憶」「脳機能」含む用語が上位に

▼ 引用 ▼

厚生労働省は6月、「痴呆」に替わる用語に関する検討会を設置し、
用語変更へ向けた検討を始めた。
これを受け、MedWaveでは、会員の医療関係者に意見をうかがい、
その結果をもとに新たな用語を提案することを企画した。
7月14日から30日までにweb調査を実施。280人の協力が得られた。
本日は、「痴呆」に替わる言葉として
具体的にどのようなものが候補に挙がったのかを報告する。

調査ではまず、「痴呆」という用語を替えることへの賛否を尋ねた。
その結果、「賛成」107件、「反対」114件、「分からない」58件となった。
アンケートの実施前の予想とは裏腹に、
「反対」が40.9%で、「賛成」(38.4%)と拮抗していた。

「賛成」と回答した人で、具体的な用語を挙げたのは80人ほどだった。
その中で特に目立ったのは、「認知」「記憶」「脳機能」のキーワードを含む用語。
また、単独でもっとも多く挙がったのは「ディメンチア」だった。

「認知」をキーワードとする用語を挙げたのは10人。
具体的には、認知障害、認知失調、認知行動不全などが含まれ、
「認知障害」が5件と多かった。

単独の用語としてもっとも多かったのは「ディメンチア」で8件あった。
「『ED』という前例がある」「エイズがそのまま一般に通用しているように、
思い切ってそのまま英語読みでいいのではないかと思う。
患者への説明は認知障害だと言えばよいのではないか」「横文字にすることで
ひとつの医学的用語として受け入れられると考えられるから」
などが提案理由となっている。

▲ ▲ 日経BP MED WAVEより 

「痴呆」という言葉に対する風当たりが強いようですね。
けれど、「痴呆」という言葉として一般的に定着している中で、
その言葉を使う人が負の感情を込めているかどうかが大切な気がします。
痴呆ネットなんてウェブサイトもあったりするんですけど、
きっと名称変更しなきゃいけないんでしょうね。

まぁ、とりあえず、個人的に「痴呆」に代わる言葉を提案しようと思い。
「チホウ」としてせっかく広く認知されている言葉なので、
その音を変えずに漢字だけをかえてはどうかな、と。
例えば、「知豊(チホウ)」なんて、楽しくて豊かな生活をおくれそうじゃないですか。
「治包(チホウ)」なんて、包容力のありそうで、痴呆のいい部分を強調しているようですし。

「痴呆にかわる言葉」なんてアンケートをこのサイトでとっても面白いかもしれませんね。

記事編集・監修

 

介護福祉ウェブ制作ウェルコネクト

居宅介護支援事業所管理者・地域包括支援センター職員・障碍者施設相談員など相談業務を行う。

現在はキャリアを生かした介護に関するライティングや介護業界に特化したウェブ制作業を行う。

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