送迎車両が崖から転落。送迎ドライバーの条件とは。

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ニュース24時:急斜面下に転落、4人重軽傷 /静岡

 2日午後1時5分ごろ、伊東市赤沢の別荘地私道で、同市芝町、会社員、西山幸江さん(48)運転の介護センターの送迎用ワンボックス車が道路から急斜面の20メートル下に転落した。乗っていた近くの無職、信定禎子さん(75)や西山さんら計4人が、頭を強打するなどして重軽傷。現場は下り坂の急カーブ。車はデイケア施設を利用する高齢者の送迎途中だった。

別の記事を読むと、斜面の立ち木にぶつかったことで、止まることができたそうですが、
最悪の事態も想定されるケースでしたね。
運転していたのはおそらくデイサービスの介護スタッフなのでしょう。
ハイエースやキャラバンといったワンボックスタイプの車は車体が大きいものの、
普通自動車免許で運転できることから、送迎用車両として頻繁に利用されています。
ただ、小回りが利かず、内輪差も大きいので、事故がおこりやすいのもネックになっています。
自分も過去2回ぶつけています。
本来の介護業務による疲労があったり、利用者さんが乗車することで後方の視界が悪くなったりと、
運転には集中力が必要になります。
介護スタッフを介護業務に専念させるために、
運転には主に仕事を退職された運転の得意な有償ボランティアさんを利用するところも多くなっています。
やはり、普通免許の運転以上のスキルや経験、集中力が求められることですから、
こういった事故が続くことで送迎車両の運転に対して何らかの規制が生まれる可能性はありますね。
運転者への講習受講の義務付けや、車両の安全基準が厳格化されたりとか・・・。

記事編集・監修

 

介護福祉ウェブ制作ウェルコネクト

居宅介護支援事業所管理者・地域包括支援センター職員・障碍者施設相談員など相談業務を行う。

現在はキャリアを生かした介護に関するライティングや介護業界に特化したウェブ制作業を行う。

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