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2006年12月30日

道路交通法と交通バリアフリー新法。

今年は6月の道路交通法の改正で、
訪問介護等の在宅事業者はかなり混乱したのではないでしょうか。
自分も業務中に一発黄色の紙を貼られましたけど・・・。

で、そんな痛い思いをした皆さんに。
国土交通省では「駐車規制及び駐車許可制度の運用の見直しに関するパブリックコメント」を募集しています。
言いたいことがある方はぜひ、1月11日が期限ですのでお早めに!

また、12月20日から、バリアフリー新法(高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律並びに関係の政省令及び基本方針)が施行されました
道路だけでなく、建築物や車両など、交通バリアフリーに関して、かなり広い範囲をカバーする法律となっています。

障害を持つ人や高齢者にとっての移動の自由を確保するためのハードの整備だけでなく、
道路交通法の整備も急務ではないでしょうか。
せっかく福祉タクシーなどの社会資源が整っていても、
交通規則でがんじがらめにされたものであっては使いづらく、利用の障害となるケースもあるわけですからね。

2006年12月29日

笛吹けど踊らなかった介護予防事業。

「介護予防」基準を4月から緩和、対象者集まらず

 厚生労働省は27日、介護保険の「介護予防事業」の対象者を拡大する方針を決めた。来年4月から、選定要件を緩和する。

 同事業は、今年4月施行の改正介護保険法の目玉事業。高齢者が要介護状態になるのを防ぎ、給付費を抑制する狙いがあるが、現行の選定方法では対象者が予想以上に少なく、このままでは目的が達成できないと判断した。

 介護予防事業は、介護サービスを使う前の虚弱な高齢者が対象。厚労省が作った基本チェックリストなどで市町村が選定し、希望者は筋力トレーニングや口腔(こうくう)ケアなどの予防事業に参加する。

 厚労省は、65歳以上の全人口の約5%、事業初年度の今年度は約3%が該当すると見込んでいた。

 しかし、全1842市町村に今年9月1日現在の対象者数などを尋ねたところ、有効回答があった1519市町村で4万8549人、65歳以上人口のわずか0・21%にとどまっていることがわかった。

 現行のチェックリストは、25の質問項目に高齢者自身が回答。市町村はそれをもとに、まず候補者を選び出し、さらに心身の状況をみて対象者を決定する。ただし、例えば運動機能に関する質問では、「階段を手すりや壁をつたわらずに昇れるか」「15分位続けて歩けるか」など、5項目すべてに該当しなければ候補者にもなれず、市町村から要件緩和を求める声が上がっていた。

 同省は質問の数や内容は変えないものの、専門家の意見を参考に、対象者になるために必要な該当項目数を減らすなどし、目標の5%を確保することにした。

 「給付の無駄を省き、介護保険を将来も安定的に運営するためには、介護予防は不可欠。必要な見直しをして、一刻も早く軌道に乗せたい」と厚労省老健局では話している。

 また、9割近い市町村から「対象者の把握が困難」との声が寄せられたほか、高齢者の間で介護予防に対する理解も十分でないことから、必要な費用を交付して、来年1月から、市町村の地域包括支援センターで介護予防の普及啓発などもできるようにする。

 介護給付費は毎年10%以上のペースで増え続け、今年度は6・5兆円。厚労省は介護予防や施設居住費の自己負担化などで、2012年度に10兆円に達する見込みの給付費を、2兆円近く抑制できるとしていた。

5%の目標がなんと0.2%。
普通、事業始めるのに、入念なマーケティングはするものだろうと思うのですが、
この5と0.2という開きは異常ですね。
まぁ、ある程度想像はついていた部分もあるのですが・・・。

あわてて、選定基準を改める、売れ残り商品のセールみたいですね。
今回の介護保険の改正において、まがいなりにも最大の目玉でもあったわけで。
こういった計画性の無さやPR不足は毎度のことですがどうにかならないものでしょうか。
このままでは、介護給付費抑制どころか、逆に税金の無駄遣い事業となってしまいそうですね。

2006年12月27日

コムスンの不正請求、介護事業所への逆風

介護大手コムスンに都が立ち入り・過大請求の疑い

 介護事業大手のコムスン(東京・港)が介護報酬を過大請求するなど不適正な運営をしている疑いがあるとして、東京都は27日までに、同社の都内の53事業所を立ち入り検査した。都は実態調査を進め、改善勧告などの行政指導や介護報酬の返還請求を検討する。

 都福祉保健局によると、コムスンの訪問介護事業所から、「ヘルパーが、実態よりサービス時間が長かったことにしている」「本人が1人でできるのに買い物に付き添い、介護したことにしている」といった内部告発が相次いでいた。

 同社を巡っては昨年12月にも12事業所に対する定期的な実地指導の際、常勤させるべき管理者が不在だったなどとして都が12事業所に注意。こうした経緯も踏まえ、今回は介護保険法に基づく大規模な立ち入り検査に踏み切った。

 同社の事業所では、サービスの内容を記載し、介護報酬請求の根拠ともなる「訪問介護計画書」が適正に作成されていない例もあった。

グッドウィルの株価は一気に暴落、ストップ安となりました。
この影響は、介護業界全体にも飛び火しそうですね。

今回の不正請求は、架空請求などの従来の極端に悪質な組織的犯行といえるものではなく、
おそらく数年前だったら黙認されていたのではないかと思われるような
どちらかといえばグレーゾーンに近い領域です。
同じようなことをやっている事業所も多いと思います。

たとえば、家事がメインなのに、必要と思えないような身体介護(場合によっては話し相手)を抱き合わせでサービスに組み込んだり(家事援助だけのサービス依頼を受ける事業者が少ないことも原因だが・・・)、
今回の件で言えば、こちらの記事ではこんなのもありました

ヘルパーが食事援助サービスなどで利用者宅を訪問した際、介護報酬を請求できない掃除や皿洗いにかかった時間を加算して請求したり、

今回の件で、
コムスンが悪質な不正請求を行っている事業所という厳しい批判が集まっていますが、
そうとばかりも言い切れない。
今回のコムスンのような介護事業大手が叩かれたことで、
大きな波紋が広がり、今まで以上に介護事業の経営は難しくなることでしょう。
逆に言えば社会保障費の抑制という、思惑通りの結果に結びつくのかもしれません。

コムスンに今回、見せしめ同然の立ち入りがあった背景としては、内部告発が多かったということ。
スタッフを大事にしないと、こんなことになるのかもしれませんね。
ちなみに、コムスン側も今回の件に関する釈明を行っています(PDF)

個人的に、気になるのは、
グッドウィルが愛しの湘南ベルマーレのスポンサー様だということなんですよね。。。
経営が厳しいからチームへの出資もできない、なんて言われたら、開幕前から鬱にはいりそう・・・。

2006年12月26日

旅とは人生であり、人生とは旅である。

中田英寿の特別番組が放送されましたね。

彼の近況を知ることのできる機会として、じっくり拝見させていただきつつ、
実はスカパーで、中田英寿のJリーグ初出場の試合の再放送なんかやっていて、
当時からベルマーレサポーターだった私としては、裏で放送されていたそっちにもかぶりついていたわけで。

カンボジアでアキラの地雷博物館を訪れていましたが、
自分も大学生のころに、NGOの活動に参加して、シェムリャップに立ち寄った際にお邪魔しました。
アキラと中田は英語で話していましたが、あのくらいの内容だったらアキラさん日本語で会話できるんじゃない?と、
不必要にかんぐってしまったりもするわけですが。


中田英寿は自分が高校生のときから憧れてきた存在で、
きっと私のように、
自分の夢や憧れや願望やらを中田英寿の姿に恐れ多くも重ね合わせてきた人間も少なくないのかもしれない。
彼がとった引退という決断やその後の行動に対して、あれこれ批判を言う人間も多いだろうけれど、
彼が世界という舞台に挑戦することに、夢を見て、心を躍らせて、勇気を与えられた者として、最後まで応援したい。

彼がJリーグで初めてゴールを決めた瞬間をスカパーで眺めている。
今よりずっとか細く、パスの出し手になるよりも受け手になることを好んでいた18歳の姿に、
震えるほど興奮している。
彼がボールを持った瞬間に、起こるプレーが鮮明に頭の中でフラッシュバックされる。
いまだに、焼きついている11年前の記憶を次々と手繰り寄せている。


あれから11年。
自分はどれだけ前に進めているんだろう。

介護情報誌「ケアワーク」インタビューを受けています。

介護労働安定センターの発行する機関誌「ケアワーク」のインタビューを受けています。
巻頭の「介護を語る」というコーナーに写真つきでインタビューの内容が掲載されます。
ウェブサイト「ホームヘルパー井戸端会議」についてのインタビューで、
ホームヘルプについての想いや、ウェブサイトのあり方などについてもしゃべったりしています。

興味のある方はどうぞ手にとって見てください。
購入申し込みは介護労働安定センターのサイトからどうぞ。
きっと、2月にはみなさんのお手元に届くと思います。以上、宣伝でした。

2006年12月24日

サイドバーにもご注目を。

お気づきの方も多いかと思いますが、
左サイドバーのリンク集のカテゴリ分類を変えています。
もうすこし見やすくなるといいと思っているのですが、何しろリンク数が多く・・・。
ちなみに、このリンク集はbloglinesを利用しています。

また、バナー広告を出していただいているナーシングネットのホームページがリニューアルしました
ぜひご確認ください。

介護保険ソフトのナーシングネット

2006年12月23日

われらが癒し系アザラシロボット「パロ」がロボット大賞優秀賞獲得

経済産業省などが主催する「今年のロボット大賞」が発表されました。

われらがアイドル、癒し系アザラシロボットのパロも優秀賞を獲得。
食事支援ロボット「マイスプーン」が審査員特別賞を受賞しています。

パロに関しては、AIを搭載し、感情表現なども優れているものの、
ほかのロボットのように人間の行う作業を代わりに行うわけでもなく、
ただ人と一緒にいて癒しを与えるというロボットなのですが、
こういった賞を受賞するというのは、
癒しというものが人間に与える効果の大きさが注目されていることと、
パロが残してきた実績の大きさがうかがえますね。

これからもパロの活躍を見守っていきたいと思います。

地域の特色を生かした介護予防、筋トレ

筋トレ可能な事業所は50%/介護予防の柱サービス

 要介護度が軽い人を対象とした介護予防の通所介護事業所のうち、筋力トレーニングなどによる運動機能向上サービスの届けを出しているのは50%にとどまっていることが21日、共同通信による都道府県への聞き取り調査で分かった。

 同サービスは、膨らみ続けている介護給付費と国民の介護保険料負担を抑制するため、要介護者数の伸びを抑え、介護度が重くならないように4月に導入された介護予防の柱。

 都道府県別では、高知、沖縄の届け出率が66%となっているのに対し、最も低い岩手は31%で、2倍を超える地域格差があった。

期待と注目を集めてスタートした介護予防ですが、
残念ながらというか、やはりというか、定着するにはまだまだ程遠いようですね。

また、地域間での格差の大きさも気になります。
介護予防にどれだけ積極的に取り組む意欲があるかの差が明確にあらわれています。

地域色豊かにご当地体操 介護予防でブーム

 高齢者の健康づくりを目的とした、ご当地体操が全国的にブーム。山陰でも「よなGO!GO!体操」「どじょうすくい体操」などユニークな体操が続々誕生。地域色ある体操は町のPRの期待も寄せられ、以前から独自の体操がある町は、一時期廃れたものが再び日の目を見るチャンスになりそうだ。

 米子市の「よなGO!GO!体操」は水前寺清子さんのヒット曲「365歩のマーチ」に乗り、軽快にストレッチや足踏みをする。なじみの曲で親しみやすいと、お年寄りたちに好評。

 介護予防が体操誕生の背景にあり、同市長寿社会課の小椋善文作業療法士は、独自の体操を作る意義を「わがまちの体操ができたからやってみよう、と興味を引き、運動の動機付けになる」と解説する。

盆踊りみたいなもので、地域の特色を生かした介護予防ができるとまた面白いのかもしれませんが、
果たして、この取り組みに継続して参加できる人がどれだけいるのか、
そして介護予防という結果は。。。

あんまり関係ありませんが、面白い写真の載った記事を見つけました。
リンク切れしていたら残念ですがごめんなさいということで。

デイサービスお楽しみ会、職員熱演で利用者爆笑

こんなことも含め、
楽しい場を作って、継続してくる人を増やして、そこでいろんな人と出会い、話をする、
それも立派な介護予防ということで、

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