ライザップが介護事業に参入!要介護状態改善の結果にコミットする?

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「ライザップ×介護」、高齢者向けサービス参入

 健康コーポレーションは2015年12月3日、子会社でパーソナルトレーニングジムを運営するRIZAP(ライザップ)と、介護ロボットの開発などを手掛けるネクスグループが業務提携すると発表した。ネクスグループと協業関係にあり、特別養護老人ホームを運営する善光会の協力を受けて、高齢者向けサービスに関するプロジェクトを始めた。

 善光会は国内最大級という複合福祉施設を運営しており、CYBERDYNEの「ロボットスーツHAL」などの介護ロボットを導入している。ネクスグループとは介護ロボット開発で協力関係にある。

 RIZAPと善光会は今回、高齢者向けの「RIZAP介護プロジェクト」を始動。低糖質フードを介護施設へ提供したり、RIZAPトレーナーによる効果的な介護メソッドを提供したりする。

 ネクスグループでは、システム開発を手掛ける子会社などを通じ、高齢者に対するトレーニングデータの収集・分析をシステム化するという。これにより、サービスの品質向上や、利用者をサポートするアプリケーションの開発を進める。

ライザップと社会福祉法人善光会がタッグを組むという驚きのニュース。
善光会といえば介護ロボットの活用などで注目を集める業界では先進的な取り組みを行うことで脚光を集めてきた法人です。
印象的なTVCMでお茶の間でもお馴染みのライザップとの協力関係で「結果にコミット」することができるのかどうか。

ただ、高齢者にはむしろダイエットよりも低栄養の問題が大きく、
低糖質フードを提供するということですが、糖質制限には慎重にならなければいけません。
ライザップのトレーナーのプログラムについても、
当然高齢者なのでライザップのような高負荷のトレーニングを行うことはできないので、
ライザップのメソッドをどのように活用するのかも注目です。

どちらかというと、
不規則勤務で生活リズムが乱れやすく、
肥満体型で腰痛や膝痛を抱えやすい傾向の強い介護職員を対象にした方がいいんじゃないかなという気もします。

追記

ちなみにライザップ、いや、ライザップ様は湘南ベルマーレのメインスポンサーとなっています。

プロフェッショナルのアスリート育成のためのノウハウも持っています。

ライザップの高齢者への事業展開についてはまだ大きなインパクトを残していない印象です。会社の経営自体が云々言われていますが、本業自体は好調ですからね。

今後は高齢者対象の事業を本格的に稼働していくことも予想されます。

2018年11月の段階で、11自治体でライザップのヘルスケア事業を展開しています。

メタボ解消を目指したものが多く、介護予防として高齢者向けというよりももう少し若年層に向けてのものが多いように感じます。もちろん、介護予防に取り組むのは早いに越したことはないのですが。

高負荷なトレーニングをライザップで実際に行うデイサービスなどの事業展開よりも、必要な栄養素を補うための食事を配食サービスなどの事業として展開していく方が魅力的かもしれませんね。

夢は心のプロテイン。

2019年11月23日追記

記事編集・監修

 

介護福祉ウェブ制作ウェルコネクト

居宅介護支援事業所管理者・地域包括支援センター職員・障碍者施設相談員など相談業務を行う。

現在はキャリアを生かした介護に関するライティングや介護業界に特化したウェブ制作業を行う。

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