介護老人保健施設サンケアで6か月許可取り消し、100名利用者を事業譲渡による対応指示。

介護報酬2億円不正受給 老健施設許可取り消し 徳島県

 徳島県は27日、約2億円の介護報酬を不正受給していたとして阿南市で介護老人保健施設「サンケア」を運営する徳島市の医療法人「精良会」(中村精一理事長)の開設許可を今後6カ月以内に取り消す、と発表した。不正受給額では過去最大規模で、開設許可取り消しは県内初という。
 県によると、同施設では介護職員や看護職員が人員基準を下回る状態が続いていたにもかかわらず、他施設で勤務する職員名を記載するなど、実際の勤務シフトと異なる虚偽の勤務表を提出。さらに複数の職員については虚偽の勤務表に合わせたタイムカードを作成したりするなどの手口で、平成22年11月から約2年間で約2億円の介護報酬を不正受給したとしている。
 同施設には約100人の入所者がおり、県では精良会に対して別の介護事業者への事業譲渡による入所者対応を行うよう指示した。

看護職員・介護職員が人員配置基準を満たしていない状態が続いていながらも、
シフトや勤務表の虚偽作成等、かなり手口が悪質であったことから、
徳島県としてはかなり踏み込んだ判断をしています。
虚偽作成をしたものがばれているということは、
おそらく内部からの告発もあるのでしょうけれど、
平成22年からこの状態が続いており、
介護保険事業者として・医療法人としての感覚が麻痺しているとしか言えません。
徳島県という規模自体が小さな自治体でもあり、
入所者への対応は混乱することが予想されますが、はたして。