認知症の女性から460万円を引き出した15歳の少女。認知症になっても一人で暮らし続けるまちづくりとは。

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認知症女性の460万円盗む…少女ら12人逮捕

 一人暮らしの認知症の女性(80)の口座から約460万円を引き出したとして、兵庫県警が、神戸市垂水区の少女(15)ら14~17歳の男女12人を窃盗容疑で逮捕し、うち10人を神戸地検が家裁送致したことがわかった。女性は少女の祖母の友人で、少女らは県警の調べに「引き出した金で東京ディズニーランドやアイドルグループ『嵐』のコンサートに行った」と供述しているという。
 県警によると、少女らは昨年5~9月、同市の女性宅からキャッシュカードと通帳を持ち出し、26回にわたって約460万円を引き出して盗んだ疑い。少女は祖母に頼まれ、身の回りの世話をするために女性宅に出入りするようになった。金融機関に同行し現金自動預け払い機(ATM)の暗証番号を把握したという。

最近の若い者のモラルはどうなっているんだうんぬんとかいうつもりは一切ないのですが、
少なくとも、少女も最初は身の回りの世話をするために関わっていたようです。
それだけ信頼されてもいたわけですし、
頼んだ大人側やその周囲の責任というものも考えなければいけません。
別の記事では立件総額では660万円にもなるようで、
普通15歳の女の子がそのくらいの金額を動かしている状況になれば、
気が付きそうなものじゃないですか。
認知症になっても一人暮らしで生活するためには、社会が支えなければいけません。
地域の目が届かなければ、こういった犯罪や虐待などが起こります。
最近の若い世代のモラルをどうこういうよりも、
地域社会としてあるべき姿を考えることの方が根が深い問題なのかなと思います。

記事編集・監修

 

介護福祉ウェブ制作ウェルコネクト

居宅介護支援事業所管理者・地域包括支援センター職員・障碍者施設相談員など相談業務を行う。

現在はキャリアを生かした介護に関するライティングや介護業界に特化したウェブ制作業を行う。

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