ケアプラン様式の変更でケアプランの質は向上するのか?

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新たなケアプラン様式の導入を提案

 日本総合研究所(日本総研)はこのほど、「介護支援専門員の資質向上と今後のあり方に関する調査研究」の報告書を公表した。ケアマネジメントにおける課題解決策の一つとして、利用者の状況を記載して課題を整理するシートなど、ケアプランの新たな様式の導入を提案している。
 報告書は、2011年度の厚生労働省の老人保健健康増進等事業として日本総研が取りまとめたもの。調査・研究に当たっては、無作為抽出した個別のケアプラン70件について、有識者が評価・分析を行った。

ケアプランの様式が変わることでケアプランの質が向上するかと言ったら、
実際のところ、業務量の増大だけが残るんじゃないかなと。
なぜケアプランの書式に変更が必要なのか、
どんな視点が必要なのかという理解が定着しない限りは
今までのケアプランを切り貼りしただけの不格好なプランが出来上がるだけだと思われます。
ただ、予防と介護の書式の統一だけは早めにお願いしたいですね。
認定の結果がその時の状態や調査員の聞き取り方一つで、
たまたま介護だった支援だったで
プラン自体を一から書き直さなければいけないというのは納得できませんよね。
連続したケアマネジメントがそこで途切れるような印象を持つケアマネさんも多いでしょうし、
支援の方を委託で受けないという事業所もありますしね。
ただ、結局、こうやってケアプラン様式を変えようと何をしようとも、
どこからともなくケアマネの質の問題ばかりを取りざたされるんでしょうけれど。。。

記事編集・監修

 

介護福祉ウェブ制作ウェルコネクト

居宅介護支援事業所管理者・地域包括支援センター職員・障碍者施設相談員など相談業務を行う。

現在はキャリアを生かした介護に関するライティングや介護業界に特化したウェブ制作業を行う。

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