准介護福祉士誕生の不思議。

EPA経済連携協定

准介護福祉士 創設へ 養成施設卒業者に配慮 厚労省

 背景に人材不足問題など 改正法案、今国会にも
今国会に提出予定の社会福祉士及び介護福祉士法等の一部を改正する法律案に、養成施設卒業者で介護福祉士でない人を准介護福祉士とする規定が盛り込まれることがこのほど分かった。養成施設卒業者にも国家試験を課すことが制度改正の目玉だったが、不合格の場合でも准介護福祉士として介護の仕事ができるようにする配慮措置が急浮上。質の向上を目指しつつも、人材不足などの現状を踏まえ、養成施設からの人材輩出を減らせないというジレンマを色濃く映している。

介護福祉士が介護の基礎資格となることについては、以前からも何度も紹介している通りです。
介護職員の質を高めるという目的で、介護福祉士になるためのハードルも高く設定し、
従来よりも介護福祉士課程のカリキュラムが大幅に増え、実務経験者も研修を受けることになるなど、
介護福祉士という国家資格は、介護業務の業務独占資格へ向けて大きく変わろうとしていました・・・。
・・・が、突然の准介護福祉士
なんだ。介護福祉士にならなくても、介護職員基礎研修を受けなくても、介護業務ができるんじゃないか、と。
介護福祉士養成施設を卒業した人にも国家試験を受けさせて、そこでハードルを設けて高い質を確保するはずだったんじゃないのか?
准介護福祉士でも同じ業務ができるのであれば、准介護福祉士と介護福祉士の間に明確な線引きや待遇面での格差をどうやってつけていくの?
介護の現場は離職率が高く、人材がどんどん少なくなってきて、
介護福祉士養成校でも定員割れが続いていて、
フィリピン人も期待はできないようで、
さらに資格を国家資格に一本化してハードルを高く設定する。
こんな状況で、人材不足だから准介護福祉士を作ってみた、じゃなくて、
もっと根本的に考え直してほしいんだけど。。。
誰がこの社会の介護の現場を支えるの?

「准介護福祉士」?:衆議院議員あべ俊子ブログ

准介護福祉士?:チョロまてぃ学園~導かれた福祉の世界~

記事編集・監修

 

介護福祉ウェブ制作ウェルコネクト

居宅介護支援事業所管理者・地域包括支援センター職員・障碍者施設相談員など相談業務を行う。

現在はキャリアを生かした介護に関するライティングや介護業界に特化したウェブ制作業を行う。

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