ロシアの介護施設の火災で63人が死亡。対岸の火事?

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【ロシア】介護施設で火災、63人死亡

ロシア南西部クラスノダール地方の老人ホームで20日未明に火災が発生、33人が救出されたものの、女性看護師1人を含む63人が死亡した。
エイスク(Eisk)近郊にある介護施設で午前1時10分ごろ(現地時間)、火の手が上がった。建物内には約100人がいたとみられ、多くが就寝中だった。
原因は現在のところ分っていない。最寄りの消防署まで50キロと遠く、出火から1時間以上たって消防車が到着したことも被害を大きくしている。

施設内に100人近くいた人のうちの63人が死亡。
おそらく、女性看護師1名以外はすべて入居者の方だと思われますが、
夜間だったこともあり、職員の手も薄いわけで、
災害弱者である入所者のほとんどが犠牲になったという形になります。
これは、対岸の火事、ではなく、日本の介護施設にこういった事態がおこっても不思議ではありません。
スプリンクラーなどの設備で被害は食い止められるかもしれませんが、
消防署が遠い=市街地と離れている、夜勤時に職員の数が少ない、といった条件は
日本の介護施設となんら変わりありません。
まだまだ空気も乾燥する季節です、防災意識の高さが求められますね。

記事編集・監修

 

介護福祉ウェブ制作ウェルコネクト

居宅介護支援事業所管理者・地域包括支援センター職員・障碍者施設相談員など相談業務を行う。

現在はキャリアを生かした介護に関するライティングや介護業界に特化したウェブ制作業を行う。

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