家族が作るマイケアプランは、誰のためのケアプラン?
今週末に、全国マイケアプラン・ネットワークのフォーラムが開催されるようです。
ご存知の方も多いとは思いますが、マイケアプランとは、
その名のとおり自分で作るケアプラン。
利用者本位という介護保険の大きなテーマのもと、
ケアプランを自己作成するというものです。
もちろん、介護報酬を手にすることはできませんが、
ケアマネに頼らず、自分の手でサービスを選び、事業者を選ぶことができます。
ただ、このマイケアプラン。
現実に利用者本位という目的が達成されているのかというと、必ずしもそうとは限りません。
本人が作るという名目で、家族がケアプランを作るケースも少なくありません。
その場合、本人の意思よりも、家族の意向が優先されてしまいます。
もちろん、介護負担の軽減という意味ではひとつの役割を果すと思われますが、
そこには利用者本位というテーマもなく、
専門職でない家族が作成するケアプランには正当性が欠けてしまいます。
サービスを選択する際も、自分の関係する企業や団体のサービスを集中して利用しても、
ケアマネの作成するケアプランであるようなペナルティもありません、・・・よね。
マイケアプランに位置づけられるサービス計画が適正であるかをチェックすることはサービス事業者にはできません。
まだまだマイケアプランにも課題は多そうです。
コメント
はじめまして。
福祉系のブログを見ていたらたどりつきました。
大手の介護事業者や介護事故に対しての
批判が多いですね。
確かに問題かとは思いますが
批判からは何も生まれません。
もっとあなたの考えを書いてはいかがでしょうか?
介護事故や大手企業の批判は簡単です。
しかし、今の福祉業界はNPOや社会福祉法人、
有限会社等の中小の事業者も数多く不正で
処分を受けています。
ニュースになるのは、大手企業か虐待、死亡事故ぐらいで
実際にはニュースになってもいいようなことがたくさん
おきています。
このような現状をどのように打破していくべきか?
改善策として何が有効なのか・
どのようにあるべきか?そのためにどうすべきか?
というような事を考えたいものです。
投稿者: 空 | 2007年11月25日 19:48
コメントありがとうございます。
事故や不正に関して記事が多いといわれてしまうとそのとおりなのですが。
批判するといっても、
事故などに関しては状況に関しての情報も限られたものでしかないわけですし、
事故があること自体は人間のやることですから、
それについてただただ批判するだけというスタンスはとっていないつもりではあります。
悪質な不正などについては、もちろん批判はしますが、
それを許してしまった環境や社会システムについて言及していることのほうが多いような気もしますが。
どんな記事のことについてご指摘いただいているのかはわからないのですが、
基本的にはニュースとして記事になっているものや、
既出の情報という部分的な事象をもとに、
実際の介護を取り巻く社会全体を見ていけたらいいなというスタンスではいます。
また気づいたことがあったらコメントをお願いします。
投稿者: toto | 2007年11月25日 22:53