立ち止まる介護。

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介護職員が入所者に暴行

 鹿児島市の介護付き有料老人ホームで女性職員が入所していた男性に対し顔を叩く暴行をしていたことがわかりました。

 鹿児島市介護保険課によりますと今年7月鹿児島市の老人ホームで女性職員が70歳代の男性入所者に対し顔を1回平手打ちしました。

 職員は男性の入浴を介助している途中で、男性が抵抗してさらに唾を吐きかけたため暴行に及んだということです。

 男性は脳障害のため感情の制御ができないことがあったということで先月一杯でこの老人ホームを退所したということです。

 鹿児島市介護保険課は「入所者に手を上げる行為は許されない。職員研修など再発防止を注意深く見守りたい」としています。

またこんなニュース。
抵抗され、唾を吐きかけられ、そこで感情的になってしまったことによる暴行という行為。

あくまで、あくまでで、推測の域を出ませんが、
抵抗されて、唾を吐きつけられても、それでも無理にでもお風呂に入れさせなければならない、っていうところに
根本的な問題があるような気がします。
それが許されない環境、施設の風土を見つめなおさなければ、
きっと同じような事件は、これからどんどん明るみに出てきそうです。

先日の千葉杜の家での事件でも、
介護中に激しく抵抗されたことから暴行するに至ったという経緯があったわけです。
効率よく介護という作業をこなすためには、ということばかりが先行し、
または、それを守らなければならない風土が施設内に存在し、
かえってリスクを犯しているという悪循環。
介護という業務の中で、立ち止まることを技術として身につけていかなければいけません。
虐待・暴行という行為にいたるまでに、少なくともいくつかの立ち止まるチャンスはあったわけですから。

マンパワーが不足しているから、ばかりを理由にする風潮が目立ちますが、
きっと、それだけを問題にしている施設・職場では、
マンパワーが拡充してもやることはそれまでと何も変わらないような気がするのですが。

それと、もうひとつ。
虐待は許されない悪質で非道な行為ではなく、
起こりえるものとして考えなければいけません。
スウェーデンでは、虐待は起こるものという前提のもとで
介護という枠組みを作っているというような話をどこかで聞いたような、そんなうろ覚え。
なんとも性悪説的ですが、納得できるような・・・、納得していいのか・・・。

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このページは、totoが2006年8月20日 00:42に書いたブログ記事です。

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